春は眠っていた草木や花たちが一斉に動き出す季節です。暖かな春を感じられる色とりどりの草花を見に出かけませんか?
大阪・京都・神戸で草花を楽しめるスポットをご紹介します。
【ネモフィラ】大阪・大阪まいしまシーサイドパーク
ネモフィラは、澄んだ青色の小さな愛らしい花です。一面が青く絨毯のように広がる絶景が見られることから、近年人気のお花です。
明石海峡大橋を望む海沿いの約4万4,000㎡の敷地に、約100万株のネモフィラが咲き誇ります。土日祝日は営業時間を延長しますので、ネモフィラ畑に沈む夕陽の姿や、オレンジ色に染まる様子を楽しめます。
また、ここでしか食べられない限定グルメも登場します。ネモフィラの花のような淡いブルーが可愛いソフトクリームが1番人気だそうです。ネモフィラ畑をバックにソフトクリームを写真に撮るのもおすすめです。また園内では、今回が初めてとなる「キッチンカーフェスin舞洲」を同時開催されます。全国から約15台のキッチンカーが集結し、様々な日本のグルメを味わうことができます。
さらに、園内では桜やチューリップがネモフィラと楽しめるエリアもありますので、春に日本へ来る方はぜひ行ってみてくださいね。
ネモフィラ祭り:2024年4月6日(土) ~ 5月6日(月・祝)まで開催
見ごろ:4月上旬~5月上旬
LOCATION INFORMATION
住所
大阪市此花区北港緑地2丁目[MAP]
アクセス
阪神なんば線西九条駅から、大阪シティバス81系統
「舞洲スポーツアイランド」行きに乗車、
「舞洲スポーツアイランド」停留所 下車 すぐ
【ポピー】大阪・万博記念公園
ポピーは観賞用・薬用として古くから栽培されているケシ科の植物です。種子は料理にも用いられています。
万博記念公園の自然文化園・花の丘は約38万本のポピーで彩られます。黄色やオレンジのポピーの間にさわやかな青色のネモフィラもあり、色の対比も楽しめます。
見ごろ:4月上旬~5月上旬
【アオモミジ】大阪・箕面公園
アオモミジとは春の若葉からどんどん緑色が濃くなる時期のカエデの葉のことです。秋に紅く色づくまで、すがすがしい爽やかなアオモミジ楽しむことができます。
紅葉で有名な箕面公園ですが、新緑の季節もとても美しいです。渓流のせせらぎと野鳥のさえずりを聞きながら、日の光にキラキラ輝くアオモミジに囲まれて森林浴を楽しみましょう。
見ごろ:4月下旬~5月下旬
【ヤマブキ】京都・松尾大社
ヤマブキはバラ科の落葉低木で、美しいオレンジ色に近い黄色の花を咲かせます。古くから日本人に親しまれている花です。
名水の地として知られる松尾大社では約3,000株のヤマブキが境内を黄色に染めます。花の見ごろにあわせて毎年山吹まつりが開催されます。
例年の見頃:4月中旬~5月上旬
【キリシマツツジ】京都・長岡天満宮
日本ではなじみが深く、街路樹や庭木としてもよく植えられています。とても鮮やかな花で多くの人から愛される花です。
長岡天満宮の八条ヶ池には鮮やかなキリシマツツジが咲き乱れます。高さ2mを超えるツツジの植え込みに囲まれた真紅に染まる道は見事です。
見ごろ:4月下旬~5月上旬
【ボタン】京都・乙訓寺
ボタンは美しさを象徴する植物であり、古くから工芸品や絵画の意匠としても用いられています。バラのように美しく大きな花を咲かせます。
乙訓寺のボタンは約30種2,000株もあります。日よけのための白い和傘に守られ、ピンクや赤の鮮やかなボタンが大輪を咲かせます。
例年の見頃:4月中旬~5月上旬
【スイレン】京都・龍安寺
スイレンは水の上に浮かぶように咲く花が印象的な水生植物です。池や沼に多く広くしています。
世界遺産・龍安寺の「鏡容池」はスイレンの名所。白だけでなく赤・ピンクの花が池の大半を埋め尽くします。朝になると花が開き、昼には花を閉じることが多いためく、見るなら午前中がオススメです。
見ごろ:5月中旬~8月下旬
【フジ】宝塚・中山寺
「万葉集」 にも詠まれている日本の固有種・フジ。かんざしのような長い花が垂れ下がるように咲きます。紫色の花が一般的ですが、白やピンクの色も存在します。
中山寺の星の広場には、約80mにも及ぶ見事な藤棚があります。白いフジの花が連なる様子はまるで”青空に浮かぶ雲”のようです。花の甘い香りも楽しめます。
見ごろ:4月中旬~4月下旬
【ツツジ】神戸・相楽園
相楽園は神戸市唯一の日本庭園で、約2万平方メートルの広大な敷地に四季折々の自然美が楽しめます。初夏を迎えると、白やピンクの色鮮やかなつつじ約4,000株が庭園を埋め尽くします。
毎年春には、「つつじ遊山」というイベントが開催され、期間中は重要文化財の公開、音楽コンサート、お茶席なども楽しめます。
見ごろ:4月下旬~5月上旬
【バラ】伊丹・荒牧バラ公園
香料や薬用などで古くから栽培されてきたバラ。”愛を象徴する花”と言われ、華やかな姿や種類・色の多さから、アレンジメントやブーケなどによく使われます。
伊丹にある荒牧バラ公園では、南欧風のおしゃれな園内に約1万本のバラが咲き乱れます。勾配を生かした園内がカラフルに色づく景色は必見です。
見ごろ:5月中旬~6月中旬
【クリンソウ】神戸・六甲高山植物園
クリンソウはサクラソウの仲間としては最大の種類で、花茎は80㎝に達するものもあります。山麓の湿地に群生します。
六甲高山植物園では5月~6月にかけて数々の高山植物が開花します。中でも湿地を埋め尽くす約5,000株のクリンソウは圧巻です。
見ごろ:5月中旬~5月下旬
LOCATION INFORMATION
住所
神戸市灘区六甲山町北六甲4512-150[MAP]
アクセス
阪神本線御影駅から神戸市バス乗車、六甲ケーブル下駅下車。
六甲ケーブル乗車、一番上まで。
六甲山上バス乗車、ミュージアム前停留所下車後、徒歩1分
春に咲く色とりどりの花々は、見る人の心を和ませてくれます。ポカポカ陽気に誘われて、大阪・京都・神戸の花の名所・スポットを訪れてみませんか?