野球は日本で一位二位を争うほど人気のスポーツ!
「観光地に行くのもいいけれど、日本らしい体験がしたい!」そんな日本への旅行を考えている人は、球場で野球を観戦してみるのはいかがでしょうか?
大阪・京都・神戸の観光情報を発信する当サイトでは、阪神甲子園球場の楽しみ方をお教えします!
日本の野球を生で見る魅力とは?
日本の野球を球場で見る醍醐味は、何といっても選手の美しいプレーと球場の一体感でしょう!
2023年のWBSC世界ランキングで1位の日 本。球場では、世界トップレベルのプレーを生で見ることができます。試合では、選手たちには打順や試合の状況に応じたバッティングが求められるなど、日々積み重ねた選手の鍛練とチームの戦略が試合の随所から感じとれます。
応援スタイルにも日本らしさがあります。 チームの攻撃時には、楽器のリズムに合わせてメガホンで声が枯れるほどの大声援を送ったり、選手の応援歌を歌ったり、応援に一体感があります。 一方、応援するチームが守備になった時は静かに見守ります。対戦チームに敬意を払うファンのマナーの良さは、海外からも称賛されています。
こうした魅力は、球場でしか味わえません!球場で野球を観戦することは、訪日旅行者にとって日本の野球文化を体感できる、特別な時間となるでしょう!
阪神甲子園球場とは?
日本にはプロ野球の試合が行われる野球場がいくつかありますが、1924年、日本初の本格的野球場として誕生したのが阪神甲子園球場です。
阪神甲子園球場は、神戸三宮と大阪梅田の中間に位置し、総面積約38,500平方メートル、収容人数は約47,000人という規模。当時としては大規模で、国内の野球熱が高まっていたことが誕生の背景にあります。2024年で開場から100年を迎え、阪神甲子園球場はさらに盛り上がりを見せています。
阪神甲子園球場はプロ野球球団「阪神タイガース」のホームグラウンド
阪神甲子園球場は、日本のプロ野球セントラル・リーグに所属する球団「阪神タイガース」の本拠地です。
1935年 から続く歴史の長いチームで、ユニフォームや球団シンボル・ロゴなどのデザインは、創設時からほとんど変わっていません。
阪神タイガースの特徴は、ファンの熱狂的な応援で知られています。初めて日本のプロ野球を観戦する人でも、阪神タイガースの応援の迫力と熱気を球場で体感すれば、すぐにファンになってしまうはず!観戦の前に、阪神タイガースの応援歌「六甲おろし」を覚えていけばより楽しめるでしょう!
阪神甲子園球場は高校野球の聖地
阪神甲子園球場は高校野球の開催場所としても知られています。
高校野球とは、全国の都道府県の代表校が日本一を目指して戦う大会です。春の選抜高等学校野球大会、夏の全国高等学校野球選手権大会を合わせて「甲子園」と呼ばれています。「甲子園」はテレビで全試合が生中継されるほど人気が高く、盛り上がります!
台湾の方は、2014年に公開された映画『KANO』で「甲子園」を知ったという方もいるでしょう。
阪神甲子園球場は、高校球児にとって憧れの聖地。故郷を背負って戦う球児たちの試合は、最後まで結果が予想できないドラマの連続で、見る者に感動を呼びます!
阪神甲子園球場で野球観戦ができる期間は?
阪神甲子園球場で行われる野球の試合は、春から秋にかけてです。
3月中旬~下旬/選抜高等学校野球大会
4月~7月下旬/プロ野球公式戦ペナントレース
8月上旬~8月下旬/全国高等学校野球選手権大会
8月下旬~10月上旬/プロ野球公式戦ペナントレース
(10月中旬/クライマックスシリーズ)
(10月下旬~11月上旬/日本シリーズ)
クライマックスシリーズと日本シリーズは、阪神タイガースがリーグ戦を勝ち進んだ場合のみ、阪神甲子園球場で試合が行われます。
なお、夏の高校野球開催期間中は、阪神甲子園球場でプロ野球の試合は行われません。
阪神甲子園球場で野球観戦!座席の選び方
では阪神甲子園球場ではどのように楽しむのが良いのでしょうか?
ここでは阪神タイガースの公式戦の場合の座席の選び方をご紹介します!
応援の熱狂をリアルに感じたいなら外野席!
阪神タイガースの応援団の熱狂を一緒に楽しめる席で、ライト外野席が阪神タイガース専用応援席となっています。
一球ごとに狂喜乱舞し、熱い声援を送るファンに囲まれれば、初めての観戦でもテンションが上がります!チケット料金もお手頃です。
ただし、レフトビジター専用応援席は阪神タイガースのアウェイ席になるので、阪神タイガースの応援を楽しみたい方は避けた方が良いでしょう。
ゆっくりと試合を見たいならアルプス席!
アルプス席は外野席よりも席の幅が広く、ゆったりと試合を観戦することができます。
応援に専念するより、球場全体のムードや球場グルメを楽しみたい人、家族で観戦する人にぴったりです。
試合の臨場感を味わいたいならアイビー(1塁側)シート・ブリーズ(3塁側)シート!
選手の動きや監督の指示など、チームのプレーをしっかり見たい人におすすめの内野席です。
席には、外野席やアルプス席にはない背もたれや簡易テーブルが付いているので、快適に試合を見ることができます。
そのほか、上記以外にもプレミアムシートなどの席種がありますが、年間予約で抑えられているため、一般発売で入手するのは困難となっています。
観戦グッズを手に入れて応援!
試合をより楽しみたいなら、阪神タイガースの公式グッズ は欠かせません!ファンとの一体感を感じることができるからです。また、2024年は甲子園球場100周年を記念したグッズも多数登場しています。グッズは、阪神甲子園駅前のチームショップアルプス・ファンショップダグアウトや球場内各所、球場外周の他、オンラインショップ(T-SHOP、甲子園eモール)で販売されています。
阪神甲子園球場の限定グルメ
阪神甲子園球場には、おいしいフードが充実しています!
阪神タイガースの監督・選手とコラボレーションしたお弁当や丼、クレープなどの他、神戸のローカルフード”そばめし”、ラーメン、たこ焼き、焼鳥、うどんといったグルメまでとにかく豊富!中でも名物は「甲子園カレー」で、阪神甲子園球場開設当時から受け継がれる伝統の味です。
また、「売り子」も野球観戦の名物!「売り子」とは、ビールや氷に味がついているカクテルチューハイを、スタンドで元気良く売り歩いているスタッフのことです。 売り子から購入した注ぎたてのビールを片手に応援するスタイルが、野球観戦の醍醐味です!
甲子園歴史館でもっと深く日本の野球を知る
さらに阪神甲子園球場とデッキで繋がる商業施設「甲子園プラス」内にある「甲子園歴史館」も必見です。
ここでは、阪神甲子園球場や阪神タイガースに 関する品や史料が展示されているほか、阪神タイガースのピッチャーの球を体感できるリアルな映像や、甲子園球場ならではの臨場感溢れるVR映像を楽しめるコンテンツが用意されており、試合がない日や雨の日でも子供から大人までみんなで楽しむ ことができる施設です。
「BE-STADIUM KOSHIEN supported by STAND IN」で阪神甲子園球場をバーチャル体験!
甲子園プラス2階にある「BE-STADIUM KOSHIEN supported by STAND IN」も体験したいコンテンツ!
大型スクリーンに阪神甲子園球場がCGで完全再現された、バーチャルバッティングセンターです。憧れの甲子園球場でバッティングやピッチングをしているかのような体験ができます。
詳しくは公式ホームページへ
阪神甲子園球場 観戦チケットの購入方法
阪神タイガースの試合のチケットも高校野球の試合のチケットも、サイトから事前に予約しておきましょう。 当日券は、席に余裕があった場合のみ販売されます。
チケットの購入は公式ホームページへ
野球観戦に便利!「ホテルヒューイット甲子園」
旅で迷うのはホテル選び。阪神甲子園球場から近いホテルでおすすめなのは「ホテルヒューイット甲子園」です。
場所は阪神甲子園球場から徒歩3分。ナイターの試合が延長して帰りが遅くなっても、すぐに部屋でゆっくりできます。また、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのアソシエイトホテルでもあります。
「ホテルヒューイット甲子園」は、神戸三宮や大阪市内と比べて料金は比較的リーズナブルで、シングルユースから、ファミリー向けの客室、和室まで用意されています。
また旬の素材を使った和食や寿司、和洋ビュッフェなどがいただけるレストランを完備。特に一日限定30食の朝食は、釜炊き御飯が付く日本らしい和食スタイルでおすすめです(要予約)。
日本有数の酒処も!阪神甲子園球場と合わせて行きたい観光スポット
阪神甲子園球場は「西宮」というエリアに位置しています。
阪神甲子園球場周辺には、様々な観光スポットがあり、例えば
・甲子園プラス(アクティビティ、グルメ)
・ららぽーと甲子園(大型ショッピングセンター)
・西宮神社(毎春のシーズン前に、阪神タイガースの監督選手らが必勝祈願で参拝する神社)
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・灘五郷(日本有数の酒処)
など、ショッピングやグルメに適した施設のほか、観光地も点在しています。特に灘五郷は、日本有数の日本酒の生産地!酒蔵では見学や試飲などができるので、日本酒ファンは必見!
もし観光に困ったら、阪神西宮駅前の阪神西宮おでかけ案内所 も利用してみてください。
また、阪神甲子園球場は神戸と大阪梅田の真ん中に位置しているため、大阪観光や神戸観光と合わせて行くことも可能です。詳しくは下記のリンクから記事をご覧ください。
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