世界に誇る神戸牛を筆頭に、神戸の食は豊か！

神戸は、神戸港の開港以来、西洋文化が早くから取り入れられたことから、洋食やパン、洋菓子の文化が栄え、今も長く愛される名店が多い街。神戸三宮は兵庫の中心街とあって、神戸周辺の「B級グルメ」＝地域に根付いた安くて庶民的な食べ物も、集結しています！

神戸を訪れたら、おいしいフードから神戸の文化を体感してみましょう！

世界に誇る和牛、それが神戸牛！神戸牛を目的に、神戸を訪れる方は多いのではないでしょうか。「吉祥吉」は神戸牛の専門店で、上質な神戸牛をリーズナブルにいただくことができます。

神戸三宮周辺に複数店舗があるので、利用しやすく、英語と中国語でのweb予約にも対応。厳格な審査をクリアした牛肉のきめ細かなサシと、口に入れた後の甘みと香りを、存分に味わってください。

神戸・長田の名物「そば焼き」の店。「そば焼き」とは長田で呼ばれる焼きそばのことで、同店の名物は「牛スジぼっかけそば焼」。店主が子どもの頃から食べてきた味をベースに、中太ストレート麺と秘伝のタレが絡み合う、クセになる味！

オプションで長田のホルモンや、明石の漁師から直接買い付けたタコなどをトッピングすれば、ローカル度アップ！

1915年に創業し、100年以上にわたって愛され続けている「老祥記」。名物「豚饅頭」を求める人で行列が絶えないお店です。

豚饅頭は、創業者が、中国・天津地方の「天津包子（テンチンパオツー）」という饅頭を、日本人に馴染みやすい味と呼び名にして販売したのがはじまり。出来立て、アツアツをいただくことができます。小ぶりな豚饅頭は、たっぷりの肉汁がこぼれないように頬張りましょう！

日本の一般家庭でもよく食べられる餃子。今や、冷凍餃子の自動販売機が登場するほど日常に根付いている食べ物です。多くの場合、醤油ベースのたれで食べることが多いですが、神戸は味噌だれで食べるのが主流。神戸で50年以上の歴史を誇る「ひょうたん」は、赤味噌ベースのひき肉入りのタレが特徴！
お酢や醤油、ラー油、おろしニンニクを好みでタレに加えれば、味の変化も楽しめます。

神戸港開港により、1800年後半から欧米人が訪れ洋食文化が発展した神戸。「グリル十字屋」は1933年に創業した老舗で、映画のロケ地になったこともあるお店です。

薄焼き卵に覆われた王道フォルムのオムライスは、お店の看板メニュー。ほかに、粗めのミンチを使ったハンバーグステーキ、常連客から愛されるシチュービーフなどもおすすめです。

神戸は全国でもパンをよく食べる街として知られています。1946年に創業したイスズベーカリーは、毎日180～190種類ものパンが並ぶ、いつ行っても楽しいパン屋さんです。

全長約70センチのパン「トレロン」は、燻製した特注ウインナーに、粒マスタードがアクセント。ハーフサイズもあります。カレーパングランプリ金賞を2度受賞した「牛すじ煮込みカレーパン」にも注目！

神戸市内にある「KOBE ENSHI」の本店が、ミシュランビブグルマンを受賞した人気ラーメン店。汁なしの旨辛担々麺が名物で、約20種類以上のスパイスを使用した自家製ラー油がおいしさの決め手！

担々麺のトップには、神戸ポークと淡路島産玉ねぎ、インド産カシューナッツ、国産の水菜、京都産柴漬けがトッピングされ、変化に富んだ食感と奥深い味わいを作っています。もちもちとした食感の特注の平麺と絡めていただこう。

「神戸でカフェと言えば？」と地元民に聞けば、名前のあがるカフェ。
神戸三宮周辺にいくつか店舗があり、ここ本店では季節ごとにテーマが変わるアフタヌーンティーセットをはじめ、華やかなパフェ、クレープ、ケーキなどを味わうことができます。

1階のブティックでは、お土産に最適なおしゃれなパッケージの紅茶やお菓子が豊富で、何も買わずにお店を出ることは困難！

一度に神戸のグルメをいろいろ楽しみたい人は「神戸食堂」へ。
「ぼっかけそば飯」や神戸牛をはじめ、「姫路おでん」、加古川名物「カツめし」、佐用名物「ホルモン焼うどん」など、知る人ぞ知る兵庫各地で愛されるグルメや名物も豊富にそろいます。

お店は、神戸のシンボル、ポートタワーが見えるショッピング施設「神戸ハーバーランドumie mosaic」内にあり、大観覧車もすぐ近く。観光地にあり、便利なのもうれしい。

神戸で生まれた洋菓子店「ケーニヒスクローネ」が営むホテルに併設されたカフェ「くまポチ邸」は、開店前から行列ができる人気のお店。

その理由は、ボリューム満点のランチ！メイン料理に、店内で焼いたパン、サラダ、ドリンクが食べ放題、ミニデザートが1個付く大満足するセットです。パンの種類が豊富なうえ、先着50人には「ケーニヒスクローネ」の看板のお菓子で、サクサクの生地の中にカスタードクリームが入った「クローネ」がもらえます。

店内は、趣のあるドイツ風のインテリア。神戸の食を、ゆったりとした空間で味わってください。

旅の楽しみは、やっぱり食べ物！という方は多いはず。
おしゃれなお店から庶民派なお店まで、神戸ならではのフードで旅を満喫してくださいね。