桜の名所から、隠れた穴場まで、 エリア別でご紹介します。2024年春のお花見の参考にしてください。

京都には絵になる桜の名所がたくさんあります。
有名どころは外せない！なるべく人の少ないところに行きたい！そんな2つの願いを叶えてくれる京都のお花見スポットをエリア別にご紹介します。

四季折々の変化に富む嵐山。清流・大堰川と、そこにかかる渡月橋の優美な姿はどの季節に訪れても人々の心をひきつけます。
春は桜と山、川、橋が一体となって作り出される景色が見事です。

あふれんばかりに咲く桜越しの「渡月橋」と、その向こうに望む嵐山は絵巻物のような美しさです。  

▼嵐山観光をさくっと半日で攻略できるモデルコースはこちらをご覧ください。

京都嵐山観光半日モデルコース！竹林、寺、自然、主要スポットを攻略

嵐電北野線の鳴滝〜宇多野駅間に現れる桜のトンネル。約200メートルに渡ってソメイヨシノが線路の左右に立ち並びます。桜をかき分けるようにして走るレトロな車両も魅力です。

足利尊氏が建立した天龍寺。多宝殿を背景に咲くシダレザクラ、春の嵐山を見渡せる望京の丘など、遠近の桜が美しいスポットです。

日本最古の人工庭池「大沢池」の周辺に桜が植えられ、約1キロメートルの散歩が楽します。水鏡に映る桜も美しいです。

京都を代表する名所が密集している東山。繁華街・京都河原町からアクセス良好なエリアに桜の名所が点在しています。
 ピンクに染まる東山の町を楽しんでください。

南禅寺の近くにある全582mの傾斜鉄道で現在は自由にレールの上を歩くことができます。春は埋め尽くすような桜並木の中でロマンチックな風景を満喫することができます。  

秀吉の菩提を弔うため、ねねが建立した禅寺。春には方丈庭園のシダレザクラが美しく咲き誇り、庭の白砂の上に鮮やかなピンク色が映えます。

夜間拝観では、しだれ桜が彩る方丈前庭がライトアップされます。
 2024年3月15日（金）～5月6日（月・振休）
 17：00（点灯）～22：00（受付終了21：30） 

哲学の道は、どこまで行っても桜、桜！道中に点在する神社仏閣への寄り道も楽しく、時間を忘れてしまいそうです。

平安神宮を彩る桜の多くは紅しだれ桜。その名の通り紅色が鮮やかな桜です。朱色の社殿とのコントラストが見事です。

京都の市街地から離れた場所に桜を楽しむこともできるスポットがありますよ！ 
西山の自然に抱かれた古社で、のんびりと桜を堪能してください。

▼京都西山」は京都の次なる注目の観光スポット！詳細はこちらをご覧ください。

京都西山｜まだ知られていない京都の観光地！

動物や鳥に見立てた石が並ぶ「鳥獣の庭」に、 シダレザクラが凛と立つ姿が美しいスポットです。

大原野神社の境内の桜で注目したいのが「千眼桜」です。たった2～3日しか開花しない幻の桜といわれていて、運良く見られたら願いが叶うそうですよ。

通称「花の寺」と呼ばれる勝持寺では、約100本の桜がのびのびと枝を広げます。僧侶・西行が植えて愛でたと伝わる「西行桜」が有名。

境内には彼岸桜、しだれ桜、山桜、ぼたん桜など、さまざまな品種の桜が春景色を彩ります。
また、ダイナミックな眺望も有名。京都市内を一望することができますよ。

大阪エリアには、街中や公園で楽しめる桜をはじめ、多くのお花見スポットがあります。

「造幣局」は、大阪の桜の名所ランキングで1位に選ばれることもある定番スポットです。 
日中は敷地内に入ることはできませんが、桜の開花に合わせて行われる「桜の通り抜け」の時だけ、期間限定で開放されます。 
※2023年はオンラインでの事前申し込み（先着順）が必要でしたが、2024年はまだ情報公開されていません。

造幣局の桜は遅咲きの八重桜が中心で、560mの遊歩道を歩きながら、たくさんの種類の桜を楽しむことができます。
桜の木はそれぞれ違う品種が植えられているので、お気に入りの桜を見つけてくださいね。

大阪城を中心に広がる緑豊かな公園で、天守閣を背景に見る桜の絶景を楽しむことができます。

重要文化財に囲まれた西の丸庭園は、ソメイヨシノを中心に約300本の桜の名所として有名です。

天守閣とピンクに色づく桜は、日本ならではの絶景です。

▼大阪城以外のおすすめお城スポットはこちらをご覧ください。
大阪、京都、兵庫のお城 5選。世界遺産から最新のお城まで、観光で訪れるべきスポット

落語家の楽しい案内で大阪市内を観光できる「落語家と行く　なにわ探検クルーズ」が、春には期間限定で「桜スペシャルクルーズ」として運航されます。

ほんのり春色に染まる桜並木を川面からお楽しみいただける、毎年大人気のクルーズ。
ゆったり120分の運航時間で、大川の桜をご覧いただけます。

大阪・池田にある五月山緑地は、無料の動物園にハイキング、バーベキュー、公園の遊具と、一日中楽しめる人気のスポット。行楽シーズンの週末ともなると、子ども連れの家族やハイカーでにぎわいます。

公園の入口から山頂の日の丸展望台までのいたるところで、ソメイヨシノやヤマザクラが咲き誇ります。

兵庫県にも桜の名所がたくさんあります。 
神戸、宝塚、姫路など、大阪や京都とはまた違った雰囲気をお楽しみください。

川面に映り込む桜景色が美しい夙川公園。「さくらの名所100選」に選ばれ、人気のある花見スポットです。

両岸に桜の木が並ぶ道は、散歩コースにぴったりです。

最寄り駅の阪急夙川駅からも桜を楽しむことができます。

阪急夙川駅には桜をモチーフにしたかわいいベンチもありますよ！

1951年に開園し、動物たちを間近で観察することができる王子動物園は、親子で1日たっぷりと遊べる神戸屈指のレジャースポットです。
王子動物園は桜も楽しむことができます。園内だけでも約480本、王子公園全体では800本近い桜が植えられています。

キリンやゾウをはじめ、動物と桜のコラボが魅力。ぽかぽか陽気の中、動物たちに癒やされてください。

真っ青な空と広がる海を眺めることができる須磨浦山上遊園は親子連れに人気の遊園地。

須磨浦ロープウェイとゴンドラを乗り継ぐと到着します。大阪湾や明石海峡と桜のコラボレーションを見ることができます。

神戸の桜の名所として有名です。園内のあちこちに桜が咲き誇り、その本数は神戸市内でも一、二を争います。

阪急宝塚駅前から宝塚大劇場へと続く「花のみち」は、春には桜の花が咲き誇ります。

車道から一段高くなっており、満開になった桜のトンネルはまるで舞台の花道のようです。宝塚歌劇ファンにも親しまれています。

好古園は姫路観光で人気の観光スポット。世界遺産「姫路城」を借景にした日本庭園です。姫路城の南西部に沿って広い庭園面積があります。庭園はおよそ1万坪（約3.5ヘクタール）。姫路城を訪れるなら、ぜひこの庭園にも訪れてみてください。

この庭園は、江戸時代の様式を取り入れた大小9つの回遊式庭園で構成されています。池泉回遊式庭園、茶庭、竹林、花畑など、日本の四季折々の美しさを楽しめるように設計されています。

桜色に染まる日本の景色が楽しめるのは、短い春の期間だけです。早めにチェックして、旅のプランの参考にしてくださいね。