関西に来たらぜひ巡りたい二大都市、食いだおれの大阪と古都・京都。そんな2つの都市を結ぶ電車は阪急電車、JR、京阪電車の3つ。

早く行くか、安く行くか、心地よさを求めるか、メリットやデメリットも含め、大阪から京都までのアクセス方法やお得なパスを徹底解説します。

梅田エリアから出発したい場合は阪急電車の大阪梅田駅、JRの大阪駅のいずれかからの乗車になります。京阪電車を利用したい場合は、Osaka Metro御堂筋大阪梅田駅から1駅隣の淀屋橋駅から乗り換えができます。どこから乗るか、また目的地のエリアによって、選ぶ電車は変わります。

京都の繁華街である四条河原町に最も近いのは阪急電車の京都河原町駅、京都タワーが目の前にあるのはJR京都駅、祇園や清水寺などに近いのは京阪電車の祇園四条駅になります。

※運賃は2025年11月時点

各社では、1日乗車券のようなお得なパスもご用意。嵐山や伏見稲荷など、京都の中心地から足をのばした観光地に行きたい方にもおすすめです。

移動中は座りたいという方にうれしいのが座席指定サービス。阪急電鉄は「PRiVACE」、京阪電車は「プレミアムカー」があり、どちらも追加料金の500円を払えば、高級感のあるゆったりとしたシートでリラックスした時間を楽しめます。大きな荷物を置くスペースもあるので、スーツケースを持ちながらの移動も安心です。

・阪急電鉄の「PRiVACE」
チケットは専用予約サイトで事前予約が可能。会員登録は不要で、予約は乗車日の14日前から受け付けています。1度に予約できるのは最大4名まで。
座席は2列＋1列の3列の配置で、座面幅と足元の前後のスペースをゆったりと広めにとったシートには、1席に1つコンセントとテーブルも内蔵。フリーWi-Fiもつながるので、スマートフォンの充電やパソコン作業、インターネットも楽しめます。
※空席がある場合は、当日ご乗車後にその場で決済することも可能です。

・京阪電車の「プレミアムカー」
チケットは乗車日の14日前から受付開始。座席はこちらも2列＋1列の3列のゆったりとした配置で1車両40席に。前後のシート間隔も最大限に確保しプレミアムな空間に。PRiVACEと同様に、全シートにコンセント、ドリンクホルダー、テーブルを装備。フリーWi-Fiに加え、防犯カメラや空気清浄機も設置されています。

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電車でもっと観光気分を楽しみたい方におすすめなのは、乗った瞬間から京都気分を味わえる観光列車「京とれいん雅洛（がらく）」。各車両には季節と植物のテーマがあり、枯山水の庭や畳をほどこした座席など、和モダンな空間は一両ごとに異なる内装で何度乗っても飽きないデザインです。

予約不要、普通運賃で乗れる手軽さも魅力。土日祝のみの運行です。

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