大阪・箕面にある勝尾寺は、訪日旅行者に人気の観光スポットです。
大阪市内から離れているため、どうやって行けばいいのか不安な方が多いのではないのでしょうか。
アクセス方法や交通手段、所要時間のほか、交通機関を利用する際の注意点など、訪日旅行者が行く前にチェックしておきたいポイントもあわせて詳しくご紹介します!
<目次>
大阪・勝尾寺とはどんなところ?見どころ、場所
大阪梅田・難波から勝尾寺まで電車での行き方
1)Osaka Metro御堂筋線に乗車して、終点の「箕面萱野(M06)」駅で降りる
2)「箕面萱野(M06)」駅から阪急バスに乗り換える
3)箕面萱野駅から勝尾寺まで阪急バスで行く
阪急バスの乗り方
箕面萱野駅から勝尾寺までタクシーで行く場合
勝尾寺から箕面の滝への行き方
1)勝尾寺から歩いて箕面の滝へ行く方法
2)勝尾寺からタクシーで箕面の滝へ行く方法
3)勝尾寺からバスで箕面萱野駅・箕面駅を経由して箕面の滝へ行く方法
箕面の滝を眺めた後は、川沿いの散策路を歩いて阪急箕面駅へ
勝尾寺周辺を1日巡る!箕面の滝以外の見どころ
大阪・勝尾寺とはどんなところ?見どころ、場所
必勝祈願の寺として知られる勝尾寺。広大な敷地に点在する赤いダルマが特徴的な景観で、海外からも多くの旅行者が訪れる人気のスポットです。
山の中腹に位置し自然に囲まれた勝尾寺は、一年を通じて日本の四季を感じられます。
写真におさめたくなる絶好のロケーションだけでなく、スタンプラリーや充実したお土産もあり、訪日旅行者の満足度の高いスポットです。
そんな勝尾寺があるのは大阪北部。 大阪梅田やなんばがある大阪市内の中心地から、電車とバスで約1時間のところです。
少し離れていますが、半日あれば行くことができます。にぎやかなだけでない大阪の違う一面を見たい方、自然を楽しみたい方におすすめのスポットです。
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大阪梅田・難波から勝尾寺まで電車での行き方
それでは、大阪市内から勝尾寺への行き方を紹介していきましょう。
大阪梅田エリア、なんばエリアから勝尾寺へ行くには、まずはOsaka Metro御堂筋線に乗車します。
1)Osaka Metro御堂筋線に乗車して、終点の「箕面萱野(M06)」駅で降りる
Osaka Metro御堂筋線の主な駅は、梅田駅、心斎橋駅、なんば駅、天王寺駅、新大阪駅など、訪日旅行者が観光でよく利用する駅が多い路線です。
乗車時に注意したいのが行き先。 Osaka Metro御堂筋線の「箕面萱野」方面行きの電車には、「新大阪」「中津」行きの電車も走っており、これらは「箕面萱野」駅まで行きません。行先表示板を見て、終点の「箕面萱野」駅まで行くことを確認してください。
2)「箕面萱野(M06)」駅から阪急バスに乗り換える
箕面萱野駅に着いたら、阪急バスに乗り換えます。
ここで注意です!
箕面萱野駅は、Osaka Metroではなく北大阪急行に属する駅です。
江坂駅でOsaka Metroと乗り入れをしているので、乗車していると気づかないかもしれません。そのため、各種企画乗車券を使う方は自分の持っている企画乗車券が対象になっているか事前に確認しておいてください。
箕面萱野駅で使用できるのは、以下の企画乗車券のみです。
奈良・斑鳩1dayチケット【北大阪急行版】
高野山おでかけきっぷ【北大阪急行版】
ひらパーGo!Go!チケット【北大阪急行版】
Osaka Metro & Kita-kyu Train Pass 1DAY
以下の企画乗車券は、箕面萱野駅では使用できません。
スルッとKANSAI大阪周遊パス
Osaka Metro 26時間券
Osaka Metro 48時間券
大阪周遊パス 1day 大阪空港(伊丹)-万博記念公園版 など
もし使用できない企画乗車券で利用した場合は、改札を出る前にのりこし精算が必要です。改札のそばにあるのりこし精算機で、企画乗車券の対象エリアの料金との差額を精算してください。
※支払いは現金のみです。
※勝尾寺から大阪市内に帰る際は、券売機で江坂駅までの240円の切符を買い、降りる駅でOsaka Metro係員に切符とお持ちの企画乗車券を提示してください。
3)箕面萱野駅から勝尾寺まで阪急バスで行く
箕面萱野駅から勝尾寺行きのバスは、
所要時間:約25分
本数:1時間に2~3本
料金:片道大人800円
です。 平日と土・日・祝日で運行本数が異なるので、阪急バスのホームページで時刻を確認しておきましょう。
阪急バスの乗り場は、駅のホームからも見えている通り、駅の1階にあります。
箕面萱野駅北改札口、南改札口、どちらを使っても大丈夫です。
北改札口を出た場合は、すぐ右手(Station棟横)のエスカレーターで降ります。
勝尾寺方面行きのバス乗り場は「8」です。
また、9月のある日の平日午前の混雑状況を報告すると 出発5分ほど前に到着した時点ですでに40人ほどが列を作っていて、席には座れませんでした。
平日でこのくらいの混雑であれば、秋の紅葉シーズン中の土日祝はさらに混雑することが予想されます。
時間に余裕を持って行動した方が良さそうです。
阪急バスの乗り方
阪急バスは、後ろの扉から乗車します。ICカードを持っている方は、乗車時に機械にタッチしてください。
料金は降車時に支払い、運転手の隣にある機械にお金を入れます。
おつりがある場合は、先にこの機械で両替をします。その後、金額ちょうどのお金(800円)を投入します。
ICカードはタッチするだけでOKです。
箕面萱野駅から勝尾寺までタクシーで行く場合
バスが定員オーバーで乗れなかったり、時間を節約したい方は、タクシーで行く方法がおすすめです。
【箕面萱野駅から勝尾寺まで】
所要時間:約20分
料金:約3,400円
箕面萱野駅のタクシー乗り場は「南側交通広場」にあります。箕面萱野駅南改札口を利用するのが便利です。
阪急バスの乗り場「8」からは、信号をわたってすぐ目の前にあります。
勝尾寺から箕面の滝への行き方
勝尾寺まで来たなら、名瀑・箕面の滝に行きたい人も多いのではないでしょうか? 同じ箕面エリアにありますが、交通手段が限られているので、事前に確認しておいた方がよいです。
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勝尾寺から箕面の滝への行き方は、直通バスは運行されていないため、方法は次の3通りです。
1)歩いていく
2)タクシーでいく
3)勝尾寺からバスで箕面萱野駅・箕面駅を経由して箕面の滝へ行く
なお以前は、阪急箕面駅と箕面の滝、勝尾寺をバスでつなぐ「箕面滝道ワンウェイ観光周遊バス」が運行された年もありました。2025年4月現在、2025年の運行は発表されていません。 運行される場合は下記のサイトで発表されるので、チェックしてみても良いかもしれません。
1)勝尾寺から歩いて箕面の滝へ行く方法
所要時間:約1時間
歩いて行く場合、舗装された車道を下っていくことになります。行きかう車に気を付けてください。
2)勝尾寺からタクシーで箕面の滝へ行く方法
所要時間:勝尾寺から箕面の滝の最寄り駐車場まで約10分、駐車場から箕面の滝まで徒歩約10分
料金:約1,500円
勝尾寺にはタクシー乗り場があります。もしタクシーが止まっていない場合でも、無料の直通電話が置かれているので呼び出しが可能です。
3)勝尾寺からバスで箕面萱野駅・箕面駅を経由して箕面の滝へ行く方法
バスで行く方法ですが、遠回りすることになり1時間30分近くかかり、料金も1,000円以上かかります。簡単にご紹介しましょう。
ルート
勝尾寺停→阪急バスで箕面萱野駅停下車(約25分)、
箕面駅方面行きの阪急バスに乗り換え→箕面駅停で下車(約15分)、
徒歩で箕面の滝へ(約40分)
箕面の滝を眺めた後は、川沿いの散策路を歩いて阪急箕面駅へ
箕面の滝を眺めた後は、川沿いの散策路を歩いて阪急箕面駅に向かうのがおすすめです。
道は舗装された緩やかな下り坂で歩きやすく、森林浴も楽しめます。
さらに、川沿いの散策路には屋台やカフェ、お土産物店があり、食欲も満たされます。
箕面の滝から阪急箕面駅まで、所要時間は約40分です。
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勝尾寺周辺を1日巡る!箕面の滝以外の見どころ
箕面の滝以外にも、大阪北部には訪日旅行者におすすめの観光スポットがあります。
太陽の塔で有名な「万博記念公園」、世界で愛されるインスタントヌードル発祥の地「カップヌードルミュージアム大阪池田」、日本の古来からの家屋や暮らしを紹介する屋外展示施設「日本民家集落博物館」などがあります。
詳しい見どころは下記の記事にまとめているのでチェックを!
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