雨が似合う花と言えばアジサイを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか？アジサイの原産国は日本で、50以上もの多様な品種がある花です。​​​​​

アジサイの花は土の酸性度により色が変化します。青や紫、ピンクなど、さまざまなアジサイが咲く大阪・京都・兵庫のスポットをご紹介します。

万博記念公園の自然文化園あじさいの森では、西洋アジサイやヤエノアマチャなど、約30品種・約4,000株のアジサイが咲き誇ります。赤、青、ピンクなどの多様なアジサイに囲まれて幻想的な空間をお楽しみください。

久安寺には人が隠れてしまうほど生い茂るあじさいの路があります。参道の両脇にアジサイのグラデーションが目を楽しませてくれます。

池に浮かべられたアジサイもインスタ映えすると人気です。例年6月中旬から下旬にかけて実施される「あじさいうかべ」は「花手水」よりも迫力がありますよ！

梅宮大社では、東神苑から北神苑にかけて個性豊かな約140種ものアジサイを楽しむことができます。

同じ時期に花を咲かせるハナショウブもあわせて鑑賞できますよ。

山の中腹にある善峯寺の境内に、3,000坪もの広さを誇る白山あじさい苑があります。ガクアジサイなど約8,000株のアジサイが斜面一面を鮮やかに染め上げます。

和アジサイや西洋アジサイなど約5000株ものアジサイの群生が楽しめるのが柳谷観音です。境内のあじさい回廊では、雨が降っていても濡れずにゆっくり鑑賞することができます。

柳谷観音と言えば「花手水」が有名です。季節に合わせて色鮮やかに彩られ、花手水を目当てに訪れる人も少なくありません。

庄雲山雷光寺は通称「あじさい寺」と呼ばれています。寺院の僧侶によって愛情を込めて育てられた西洋のアジサイを含む約500本の植物が大勢咲きます。寺院の敷地内を散歩して、さまざまな色の花をお楽しみください。

神戸市森林植物園には、幻想的な七段花や白いアナベルが密集しているなど、珍しいあじさいがたくさん生息しています。約350品種の約5万本のアジサイの森が見どころです。

海抜865ｍの六甲山頂付近に位置する六甲高山植物園では、幻のアジサイと言われた「シチダンカ」が咲きます。花びらが重なって咲く八重咲が特徴で、紫の可憐な姿を楽しむことができます。

また、神戸市の市花である「ヒメアジサイ」をはじめ、多種多様なアジサイが咲き誇る「アジサイ園」もオススメです。

雨に濡れて輝くアジサイたち。青や紫、ピンクなどのかわいい花を見て、季節の移り変わりを感じてみてはいかがでしょうか。