大阪府池田市のほぼ中央にそびえる五月山(さつきやま)。標高は315mほどですが、池田市のシンボル的な存在です。山上に点在する五つの展望台は「夜景100選」にも選ばれるほどの人気スポット。
中でも秀望台(しゅうぼうだい)は、阪急池田駅から徒歩約30分というアクセスの良さから、特に人気を集めています。
今回は、秀望台へのアクセス方法から周辺の観光情報まで、徹底解説します。
1. 秀望台がある大阪・池田市とは
大阪の北部に位置する池田市は、大阪の中心・梅田から阪急電車で約20分とアクセス抜群。インスタントラーメン発祥の地として知られ、カップヌードルミュージアムではオリジナルのカップヌードル作り体験が楽しめます。また、歴史ある池田城跡公園や、日本の食文化や歴史、そして日本の近代化の歩みにも触れることができます。
2.秀望台へ行く前に、持ち物・服装をチェック
足元は必ず、歩きやすいスニーカーや運動靴を選びましょう。駅から徒歩での移動となり、道中は山道もあるので、ハイヒールやサンダルはNG!あわせて、季節に応じた防寒着や、水分補給のための飲み物、夜景鑑賞には懐中電灯があると安心です。自然の中の散策になるので、動きやすい格好で出かけましょう。
3.大阪梅田から最寄り駅の阪急池田駅への行き方
大阪・梅田からは阪急電車で向かいます。大阪梅田駅は神戸や京都方面への電車も発着するターミナル駅ですが、秀望台の最寄りの池田駅へは阪急宝塚線(4~6番線)から乗車します。池田駅までは、急行利用で所要時間約18分、片道運賃は280円です。
また、阪急1dayパス(1,300円)を利用すると、阪急全線が1日乗り放題でお得。他エリアへも足を延ばそうと考えている人におすすめです。
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4.阪急池田駅から秀望台への所要時間と道のり
阪急池田駅に着いたら、いよいよ秀望台へ向かいます。一つしかない改札を出たら、左へ曲がり、目の前の階段とエスカレーターは下りず、そのまま真っ直ぐ進みましょう。
ほどなくすると歩道橋が現れるので、そこを渡れば、サカエマチ商店街に出ます。サカエマチ商店街からは、とにかく真っすぐ。アーケードが終わっても、まだまだ直進。
駅から10分程歩くとだんだん坂道に。そして、階段と坂の分かれ道が出てきます。「←五月山公園」の看板に導かれ、左の階段を上ると五月山公園に到着。階段は少々キツイので、楽に行きたいという人は、まっすぐ進み、迂回路を利用しましょう。
五月山公園からは秀望台へと向かうハイキングルート「大文字コース」が始まります。自然いっぱいの約15分のハイキングを楽しめば秀望台に到着。駅からだと30分ほどの道のりですが、半分以上は上り坂なので、休みながら行くといいでしょう。
5.秀望台の楽しみ方
秀望台は、特に日没前後の夕景が広がるトワイライトタイムがロマンチックでおすすめです。空の色と街の灯りの美しいコントラストを楽しめます。
夜になると、池田市街や阪神高速の光のラインが織りなす迫力満点の夜景が広がり、遠く大阪中心部まで見渡せるほか、眼下には伊丹空港があり、飛行機が離着陸する幻想的な光景も楽しめます。カップルに人気のロマンチックなデートスポットとしても知られています。
春には桜を楽しむこともできます。
6.秀望台とあわせて楽しめる池田の観光情報
秀望台への道中には、“日本で2番目に小さい動物園”ということでも知られている五月山動物園があります。ここでは、愛らしい姿のウォンバットに出会えます。
(2024年6月よりリニューアル工事のため限定開園・完全予約抽選制)
動物園の近くにある伊居太神社(いけだじんじゃ)は「織姫伝説」にゆかりのある、池田市最古の神社の一つ。歴史とロマンを感じながら静かに参拝するといいでしょう。
阪急池田駅周辺まで戻ると、昔ながらの賑わいを見せる商店街があります。散策の締めくくりに、地元グルメを味わったり、お土産探しを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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