日本三古泉の一つ、有馬温泉にあるホテル「有馬きらり」。スタッフのおもてなしと、おしゃれで和モダンなインテリアなどで快適に過ごせるホテルで、2024年には新しい客室がオープンしました。
ホテルの雰囲気から、部屋、温泉、レストランの料理まで、「有馬きらり」の特徴を詳しくご紹介します。
有馬温泉のホテル「有馬きらり」概要
「有馬きらり」は、有馬温泉の地に開業して50年超、館内は2019年にリニューアルされ、スタイリッシュでモダンな内装が特徴の宿泊施設です。
有馬温泉といえば、赤褐色の「金泉」と無色透明の「銀泉」、2種類の温泉が湧き出ていることが特徴。
「有馬きらり」では、有馬温泉の「金泉」と「銀泉」の両方を楽しむことができ、これは有馬地域の宿泊施設の中では数館しかありません。
客室数は55室。上質な雰囲気のデザイナーズルームは、居心地が良く快適で、寛ぐことができます。
2024年には、「銀泉」かけ流しの浴室を備えた、四季の美しい景観が味わえる新客室がオープン。プライベートな空間で温泉を楽しみたい方に、ぜひおすすめしたい部屋です。
「有馬きらり」の宿泊者は「太閤の湯」に何度も入ることができる
そんな「有馬きらり」ですが、特筆すべき特徴は、併設の温泉テーマパーク「太閤の湯」に無料で何度も入ることができる点でしょう。
「太閤の湯」は7,000平方メートルの面積に、6つの露天風呂と、内湯、溶岩サウナ、冷気浴、岩盤浴、蒸し風呂など、ユニークなお風呂がある、有馬温泉街最大規模の温浴施設です。
ゆずやラベンダーなど季節に合わせたハーブの香りとライトアップで癒される「露天ハーブ風呂」や、源泉かけ流しの金泉露天風呂、金泉と銀泉のブレンド湯、高濃度炭酸泉、野趣あふれる水風呂など、1か所で様々な湯めぐり体験ができます。
「テーマパークのような温泉も楽しいけれど、ゆっくりと温泉に浸かりたい」という方もご安心を。
「有馬きらり」内には、ホテル宿泊者専用のスタイリッシュ・モダンな温浴空間も用意されています。
「有馬きらり」へのアクセス
神戸電鉄・有馬温泉駅、阪急バス・有馬温泉駅から「有馬きらり」までは、それぞれ歩いて約10分。無料の循環送迎バスが1時間に2、3本程度運行しているので便利です。
また循環送迎バスは、チェックイン・アウト時だけでなく、散策途中にも利用可能なので、効率良く散策をすることができます。六甲有馬ロープウェーの有馬温泉駅にも停車するので、そこからロープウェーに乗車し、自然豊かな六甲山上エリアでアートや絶景を楽しむのもおすすめです!
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なお、大阪・京都・神戸方面から有馬温泉街までのアクセスは下記の記事を参考にしてください。
「有馬きらり」にチェックインして、館内ツアー
ホテルの入り口です。ファサードからホテルスタッフがフルアテンドでロビーまで案内してくれました。中に入ると、そこは開放的な空間!
ロビー壁面には著名な彩墨画家 甜 冬瑩(ミー・トンイン)氏による巨大な淡墨桜をモチーフにした作品が展示されています。迫力ある桜が、春以外の季節にも見られる、というわけです。
また、ロビー天井空間には能登桧葉を使った天傘や、桧葉の爽やかな香り、バング&オルフセンの音響効果による季節毎のヒーリングミュージックで、これから始まる非日常に期待感が高まります!
チェックインの時間は午後3時から。フロントに荷物を預けたら、すぐに有馬温泉街の散策に出かけることができますが、まずは館内を巡ってみましょう!
まずはウェルカムラウンジへ。
宿泊者はここでコーヒー、紅茶、緑茶、オレンジジュースなどの飲み物が無料でいただけます。
ヤクルトは一人1本まで!お風呂上がりに立ち寄るのも良いです。
こちらは営業時間が決まっており、午後2時から午後6時まで利用できます。
続いてエレベーター横にある館内着の浴衣コーナー。女性は5種類の浴衣があり、好きなデザイン、サイズを選ぶことができます。ですが、持ち帰りはできません!
また、モダンな内装で統一された館内。ロビーに設置された格子状の棚、太閤の湯へにつながる廊下の枯山水の庭など、とてもおしゃれです!
お土産コーナーもありますよ。買い忘れた時も安心です。
個室温泉付き!「有馬きらり」のルーム
案内してもらったのは、2024年にリニューアルされた5階の部屋「鼓」です。広さは57平方メートル、宿泊できる人数は6人までの広々空間。有馬温泉街で家族で宿泊できるホテルや旅館を探している人にもおすすめです。
インテリアはエントランスと同じくモダンでおしゃれ!畳の部屋ですが、床に座る座敷タイプではなくイスに座れるテーブルなので、足が疲れないのが良いですね。
廊下にはクローゼットとコーヒーマシンが用意されています。ボタン一つで香り高いコーヒーがいただけます。
続いて洗面浴室コーナー。浴室のバスタブで、銀泉かけ流しの湯が楽しめます!緑が見えるさわやかな景色を眺めながら、プライベートな空間で温泉に入ることができるなんて贅沢! 大浴場よりも、個室の温泉でゆっくりとした時間を過ごしたい方にとてもおすすめです。
また洗面コーナーは2人同時に使えるので便利!家族での宿泊でも、混雑しないのが良いです。
貴重!「有馬きらり」では金泉、銀泉両方の温泉が楽しめる
今回特別に撮影させてもらった、宿泊者専用の浴場もご紹介しましょう。
浴室内には、鉄分と塩分が含まれた赤褐色の濁り湯の金泉と、無色透明でサラサラした湯ざわりの銀泉が並んでおり、ゆっくりと温泉を楽しめます。
脱衣所もとても清潔感があり快適に過ごせます。
「有馬きらり」のレストランの夕食
有馬温泉街で1泊するなら、温泉につかって浴衣に着替え、ゆっくりとホテルのディナーを楽しむのがおすすめです。
「有馬きらり」には、宿泊者専用のスタイリッシュ・モダンな和ダイニング「ダイニングきらり・一期一會」があります。あらかじめチェックイン時に決めた夕食の時間に合わせてレストランに向かいます。
ここで提供されるのは”新和食”。和食の伝統的な調理技法と洋食の調理技法を掛け合わせたフュージョン会席です。季節によって変わる献立は、先付から前菜、お造り、メインの黒毛和牛のロースト、甘味まで、その時期の旬の食材が取り入れられています。
料理を引き立てる器も含めて、サーブされるごとに驚きと楽しさが訪れます。
五感で味わう、きらりの料理を堪能してください。
「有馬きらり」の宿泊料、宿泊プラン
今回ご紹介したのは、期間限定の「新客室完成記念プレミアム宿泊プラン」で、夕食付きで一人50,000円から。
リーズナブルなプランなら、2食付きスタンダードルーム22,000円から用意されています。宿泊するシーズンや曜日によっても変わるので、公式サイトをチェックしてください。
公式サイト宿泊プランはこちら
「有馬きらり」に宿泊して、有馬温泉街を散策
スタッフの心のこもったおもてなし、和モダンなインテリア、金泉・銀泉両方楽しめる温泉、上質な旬の料理。清潔さと快適さを備えた「有馬きらり」。ホテル周辺の観光情報も気になるのではないでしょうか。
有馬温泉街の街歩きやグルメ、有馬温泉街からロープウェーですぐの六甲山上エリア、神戸エリアの観光情報は、下記の記事を参考にどうぞ。