観光スポットや名物グルメなど、楽しみがいっぱいの大阪。話題のアクティビティや食べ歩きなど、魅力あふれる大阪をもっともっと満喫するには、ホテル選びも重要! 立地や館内設備はもちろんのこと、ステイ時間も多彩に楽しめる話題のホテルをご紹介します。
1.ホテル阪急レスパイア大阪
JR大阪駅や各線梅田駅の近くというアクセスが便利な場所にあり、大阪だけでなく、神戸や京都への観光拠点にうってつけです。同ホテルは、「ヨドバシ梅田タワー」の上層階にありますが、同じビルには「ヨドバシカメラ マルチメディア梅田」や商業施設「LINKS UMEDA」もあり、ワンストップでショッピングやグルメを楽しむことができます。
「レスパイア(RESPIRE)」という名称には、心身を癒やす「rest」と、感性を刺激し活力をもたらす「inspire」の意味が込められているのだそう。また「RESPIRE」には「呼吸する」という意味もあり、訪れた人がほっと一息つける癒やしの場所であること、そして大きく息を吸い込むように明日へと旅立つ活力が得られる場所を目指しているとのこと。大都会の真ん中にありながら、ホテル内は喧騒とは無縁な別世界。ストレスフリーなおもてなしで、心休まる時間を過ごせます。
9階にあるフロントロビーには、ゆったり座れるソファが並び、窓の外には緑豊かな庭園が広がります、「水の都・大阪」らしさが息づくおもてなしの心が表現された庭園は、心地よい癒やしの空間。四季折々の表情を見せる景色を楽しみながら、ぶらりと散歩するのもおすすめです。
ロビーには、阪急・阪神沿線のおすすめ観光スポットをARで楽しく紹介してくれるジオラマARガイド「MUSUBI」が設置されています。大きな円盤のジオラマにタブレットをかざすと、京阪神地域の観光スポットの情報が画面に表示されます。検索した観光情報はダウンロードできるので、ぜひ活用してみてください。
1030室ある客室のテーマは、「OSAKA Japanese Style」。日本的な質感や大阪らしい空気感を表現する3つのカラースキーム「梅」「田園」「大阪城」をモチーフとしてデザインされています。落ち着いた色をベースに、大阪府の花である「梅」は紅色、阪急・阪神沿線ののどかな田園風景を思わせる「田園」は緑色、雅な大阪と城の石垣をイメージした「大阪城」はゴールドを差し色に使用。
部屋のタイプは1名で使えるダブルからフォース、さらに5名利用可能なコネクティングルームがあり、宿泊人数に合わせて選べます。客室は12階以上の高層階にあるので、眺望も◎。
全室禁煙で、バス・トイレはすべてセパレートタイプとなっています。4名利用可能なフォースは洗面台が2台設置されているので、慌ただしい朝の支度時間も安心。
その他、車椅子でも快適に過ごせるようシャワーブースを採用した「ユニバーサルトリプル」などもあります。また、レンタル可能なベビーカーやおむつポット、おねしょシーツや絵本などキッズアメニティを多数用意。子ども連れのファミリーにもやさしいホテルです。
ホテル内のイタリアレストラン「グリリアートクオッカ」は、「行こっか、食おっか、楽しもっか」がコンセプト。庭園を望む開放的な空間で、季節折々に姿を変える庭園を愛でながら、お食事をお楽しみいただけます。
お店を代表するグリル料理は、オープンキッチンの本格的な薪窯で調理。朝食ではイタリアンデリをはじめとした和洋ビュッフェを、ランチ・ディナーではイタリアンコースやアラカルトが、品ぞろえ豊富なワインと共に楽しめます。
宿泊者は無料で利用できるフィットネスルームや、長期滞在にうれしいコインランドリーなど設備も充実。都会の真ん中で、静かな癒やしのひと時を過ごせます。
※現在は、営業休止中です。
2.ホテル阪神アネックス大阪
同ホテルが位置する福島は、大阪の中心である梅田から電車で1駅、歩いても約15分という場所でありながら、都会のすぐ近くとは思えない雰囲気が魅力的なエリア。おいしくてコスパがいいと話題の飲食店が多く、高架下や路地裏には個性的な店や隠れた名店もある人気のグルメスポットです。また、美術館などの文化施設が点在する中之島エリアにも近く、リバーサイドの風景も楽しめます。このような場所にある「ホテル阪神アネックス大阪」は、もっと大阪のことを知りたい、いつもと違う旅がしたいという方におすすめのホテルです。
一番の魅力は、ホテル全体が「和」の意匠であふれていること!ロビーには日本の伝統的な家屋で使用される囲炉裏のオブジェがあり、雰囲気を盛り上げてくれます。このほか館内のいたるところや客室に日本の伝統的な色彩や文様が使われていて、ホテルに滞在している間中、粋で華やかな和に触れることができます。
ロビーの奥には、幻想的な灯籠の明かりで照らされた「回り灯籠」を使ったフォトスポットがあります。ここが大阪の都会近くのホテル内とは思えない幻想的な空間で撮影した写真は、まさにフォトジェニック!和柄の小物などが並ぶショップもあり、おみやげ選びも楽しめます。
お部屋のデザインは、清楚で粋な印象の「さくら」と、美しく艶やかな印象の「あかね」の2種類。それぞれの花のイメージに合ったインテリアに加えて、デザインアートやクッションなどには着物の帯生地が使われていて、和を感じられる雅でモダンな雰囲気が漂います。
全254室のうちの約7割を占めるのが、ベッド下にスーツケースを収納できるスペースがあって、洗面台が独立している15平方メートルのコンパクトなお部屋。ベッドスペースがゆったりしているのはうれしいですね。また、客室内のサインにピクトグラムを用いるなど、わかりやすくて無駄のない工夫が多数。大阪のあちこち、あれこれを欲張って楽しみたい旅の滞在には、ぴったりのホテルです。
ランドリーは24時間使えて、しかも無料。使用状況を客室内のテレビから確認できるので、空いているかどうか、自分の洗濯が終わったかどうかなど、わざわざ確認しに行かなくてもOK!洗濯物は、お部屋に備えられているエコバッグを利用するのが便利です。
こちらも24時間無料で利用可能な「アイロンルーム」。アイロンとアイロン台が設置された専用のお部屋で、パッキングしていた洋服の畳みじわや洗濯したシャツなどもきれいに。(22平方メートル以上の客室には、アイロンとアイロン台が用意されています。)
1階にある和食レストラン「蕎麦酒房 ふくまる」は、つなぎの使用一切なしで国産蕎麦粉100%の十割蕎麦が名物のお店です。蕎麦はもちろん、季節のてんぷらやお鍋など、単品からコースまで魅力的なメニューが目白押し。
都会を少しだけ離れて、ちょっと雰囲気の違う街を楽しみつつ、どっぷりと和の雰囲気に浸れるホテルで、ここでしか味わえない時間を過ごしてください!
3.OMO7大阪(おも) by 星野リゾート
新今宮駅の目の前に立つ「OMO7大阪」は、大阪を象徴するエリア・新世界やシンボルの通天閣のすぐそばにあります。コンセプトは、「ほれてまうわ、なにわ」。まさに、“これぞ大阪!” を体験するのにぴったりのホテルです。
全国に11施設を展開する「OMO by 星野リゾート」の大阪第1号で、“街を楽しむ”という視点で“なにわラグジュアリー”を体感できる新しいホテルです。「OMO」の後ろに続く数字の7が表しているのは、サービスの幅。ここでは、Special Facility、Restaurant、Café、Buffet-Style Breakfast、Local Guide Activities、GO-KINJO MAP、Traveler’s Fun Loungeの7つのサービスを利用することができます。
駅前に広がる約7,600平米の広大な芝生広場「みやぐりん」。デッキテラスや散策路などがあり、街ナカにいながら緑に囲まれて思い思いの時間を過ごすせる場所です。電車が行き交う様子を眺められる東屋も点在し、街の活気を感じながらくつろげるという貴重な体験ができます。
「みやぐりん」には宿泊者限定で利用できる湯屋を併設。天井部分には外に通じる開放的な天窓があり、浴室内にいても外の空気やにおいを感じることができます。外から差し込む光をやさしく反射する浴室は、白い異空間のよう。大阪のお風呂屋文化を感じながら、広いお風呂でゆったりとリラックスしましょう。
客室は8タイプ全436室。約60平米の「いどばたスイート」は、最大6名まで宿泊できるので、ファミリーやグループで一つの部屋に泊まれるのが魅力!リビングには大阪の観光スポットが描かれた「OSAKAボード」が飾られています。ソファに座って、井戸端会議さながらにおしゃべりを楽しめますね。
90度に広がる2面の大きな窓がある「コーナーツインルーム」。通天閣や大阪の街を一望できます。
2階のパブリックスペース「OMOベース」は、全長約85メートル、高さ約5メートルの開放的な空間です。街の情報が詰まった「ご近所マップ」のほか、「ライブラリーラウンジ」にはベンチ席やPC作業に最適なコンセントを備えたテーブル席などがあり、旅の合間に様々な過ごし方できます。大阪をテーマにした本を取りそろえていて、明日の観光プランを考えるのにもぴったりの場所です。
旅の重要な要素の一つ、食事。「OMOダイニング」 では、「大阪の食の本質を表現する」をテーマに、“食い倒れの街”大阪の食文化に独自のアレンジを加えたメニューを楽しめる2 種類のディナーコースが用意されています。 1つ目は、箱寿司や船場汁などの大阪の郷土料理を華やかに表現した、クラシカルな本場の味に新しさを加えたもの。2つ目は定番の大阪グルメである串カツを、味も見た目も斬新な料理へと変化させた串料理のコースです。迷ってしまうなら、どちらも味わうために2泊するのもありです!
朝食は、和洋食のビュッフェスタイル。大阪の食文化を語る上で欠かせない、ねぎ焼きやうどんなどの“粉もん”や、うま味のカギとなる“出汁”を楽しめるメニューがずらりと並びます。目の前で調理した出来立てを味わえるのもうれしい!
朝食からバータイムまで一日を通して気軽に利用できる「OMO カフェ&バル」も人気です。大阪の喫茶店文化が育んだミックスジュースのソフトクリームや、大阪のソウルフード「たこ焼き」のスイーツなど定番グルメにひとひねりを加えた、ここでしか味わえないメニューも必ず押さえておきたいところ!
大阪をもっと深く知りたい方は、ガイドツアー「ご近所アクティビティ」がおすすめ。街を知り尽くした「ご近所ガイドOMOレンジャー」が、街の魅力をディープにガイドしてくれます。
「みやぐりん」では、宿泊者限定の「PIKAPIKA NIGHT」を開催(※)。芝生に寝転がって音楽に耳を傾けるもよし、たこ焼きやクラフトビールを味わうもよし、トラやフグなどの大阪らしいアイコンのネオンアートが装飾された東屋で至福の湯上がりタイムを過ごすもよし。最後には、ホテル覆う外装膜を利用したちょっとユニークな花火の演出も必見です。
※4~6月頃に期間限定で開催。詳しくはHPをご確認ください。
大阪が初めての方はもちろん、何度も来訪している方でも新しい大阪をまるごと楽しむのにぴったりの「OMO7大阪」。大阪の旅の計画を立てるなら、ホテル候補の一つに考えてみてはいかが?
4.変なホテル 関西空港
ロボットが働く世界初のホテルとしてギネス認定され、様々な先進技術で、快適なホテルステイをサポートしてくれることで有名な「変なホテル」。
「変なホテル 関西空港」は、関西国際空港から車で約15分。空港を利用する前後の滞在に便利な場所にあり、ホテルからは離着陸する飛行機を見ることができます。
深海をイメージしたロビーで、2体の恐竜ロボットがお出迎え!
ホテルに入った瞬間からワクワクが始まります。
ホテル内には、地下800メートルから湧き出る天然温泉「アクアイグニス 関西空港 泉州温泉」があります。露天風呂と内風呂からは大阪湾が一望でき、関西国際空港に離発着する飛行機を眺めながら、ゆったりと温泉を楽しめます。“美人の湯”と呼ばれる弱アルカリ性単純温泉で、旅の疲れを癒やしながらお肌もつるつるに!デトックス効果のあるミネラルミストサウナも併設されています。
食事も充実。ミシュラン一つ星レストランが監修した和食レストラン「『青庵』kyomachibori rikyu」では、近郊の漁港で捕れた新鮮な魚介類をはじめ、地元・大阪の食材をふんだんに取り入れたこだわりの和食を堪能できます。窓側のテーブル席は絶景のオーシャンビューで、窓の外の景色も楽しめます。
ワクワクと快適が詰まった客室が多彩にラインアップ。客室のバリエーションが豊富なのも魅力です。
人型ロボットとスマートフォンが合体したコンシェルジュロボット「ロボホン」がお出迎えしてくれる「ロボホンルーム」。ロボホンが話したり、歌ったり、ダンスをしたりと楽しませてくれて、ステイ時間がより一層盛り上がります。ホテルについての質問にも答えてくれますよ!
約80インチのモニターと高音質のスピーカーを備えた「シアタールーム」。ベッドでゆったりとくつろぎながら、テレビや映画を楽しむことができます。
アクアチタン含有特殊素材を展開する「ファイテン」とコラボした「ファイテンルーム」。家具や寝具、壁や床の素材などに「ファイテン」が使われていて、からだ本来のリラックス状態に導くサポートをしてくれるということで、フライトや旅の疲れを癒やすにはぴったりのお部屋です。金の羽毛布団や足マッサージ機もあります!
館内には約1,700冊のマンガが並ぶ本棚があり、自由に閲覧できます。
おみやげも充実しています。
様々な最新技術で快適な時間をサポートしてくれる「変なホテル」。宿泊や食事だけでなく、プラスアルファの楽しみ方が多彩!ホテルステイというよりも、ここで過ごす時間そのものをじっくりと楽しめるホテルライフが満喫できる、おすすめのホテルです。