日本が外国人観光客に自由な旅行を再開して以降、活気のある関西エリアはまだ進化を続けています。
関西空港発のJR特急はるかがJR 大阪駅(梅田)に停車するようになり、よりアクセスしやすくなった大阪梅田は、各方面の旅行の起点として大変便利です。
今回は、阪急阪神グループがおすすめする、阪神電車を使った旅スポットをご紹介します。
さぁ!阪神大阪梅田駅から神戸方面へ出かけましょう!
●日本酒の灘五郷エリア‐神戸酒心館
神戸の「灘」エリアは日本酒の産地として非常に有名で、1751年に創業の「福寿」の蔵元・神戸酒心館もここにあります。こちらは予約すると酒蔵の見学が可能。酒造りの紹介映像や実際の醸造工程の一部を見ることができ、英語による説明もあります。
神戸酒心館の「福寿」は、手作りのこだわりと環境に負荷をかけない取り組みで作られた高品質なお酒で、ノーベル賞の晩餐会に提供されたこともあります。
見学のほか、無料試飲もあります。ここで飲める「蔵直採り 大吟醸生原酒」は、加水と火入れを行っていない蔵元でしか味わえない極めてフレッシュな味わいです。またお土産売り場もあり、「福寿」のお酒や神戸の名産品などを販売しており、お酒愛好家には見逃せません。
また、神戸酒心館には季節感や素材にこだわった食事を楽しめる日本料理店も併設されています。和の雰囲気にあふれた日本庭園に佇む木造蔵の店内で味わうランチは格別です。自家製の蕎麦はさっぱりとして、絶品です。
●六甲山エリア-六甲高山植物園
六甲山へは、阪神御影駅からバスで六甲ケーブル下駅へ向かいます。六甲ケーブルに約10分乗り、山頂へ。その後、山上バスを利用して各施設に行くことができます。
六甲山の海抜865メートルに位置する六甲高山植物園には、世界中から集められた約1,500種の高山植物や草花があります。山の上の気温は一般的に市街地より5度ほど低く、その環境から、季節ごとに多様な草花を鑑賞することができます。毎年5月から6月頃には、ピンク色のクリンソウが開花し、魅惑的なピンクのじゅうたんができます。花を楽しみながらゆっくりと散歩をし、神戸の大自然を満喫するのにぴったりの場所です。
●六甲山エリアー六甲枝垂れ
建築家・三分一博志氏の設計による最大標高888mの六甲枝垂れは眺めが良く、淡路島や大阪市内、関西空港などのランドマークを見渡すことができ、夜には有名な夜景が楽しめます。六甲枝垂れは、「「六甲山上に立つ1本の大きな樹」」というコンセプトで作られたユニークな形をしており、外側のヒノキの枝の網目から日光が差し込み、まるで大きな木の下に立っているような感覚になるため、近年人気の写真スポットとなっています。
2024年1月8日までシダレミュージアムを開催しています。見るだけでなく、体感できる作品は、大人も子供も楽しめること間違いなしです。
●阪神甲子園球場・甲子園歴史館
阪神甲子園球場は、日本で最も歴史ある野球場で1924年に建設されました。日本プロ野球の阪神タイガースの本拠地であり、毎年春と夏に高校野球の全国大会が開催されています。甲子園の熱血物語を題材とした青春ドラマや漫画も数多くあります。
また、試合を観戦する以外にも、阪神タイガースや甲子園球場の貴重な歴史資料や選手の秘蔵品などを展示した「甲子園歴史館」の見学も野球ファンなら必見です。バーチャルバッティングセンターを利用して、グラウンドでバットを振る感覚を味わうこともできます!
●日本三古湯「有馬温泉」へもアクセス可能
「有馬温泉」は、関西の代表的な温泉地です。
大阪梅田から阪急観光バス(高速)で簡単にアクセスできますが、六甲山山頂に近く、ロープウェーを使って六甲-有馬間を移動することも可能です。ロープウェーからは魅了される景色を楽しむことができます。
有馬温泉は、「金泉」と「銀泉」で有名です。金泉は茶褐色で鉄分を多く含み、疲労回復や保湿、保温などに効果があり、銀泉は透明で高血圧や新陳代謝の促進などに効果があります。
温泉街を散策し、グルメや和の雰囲気を楽しんでみてはいかがでしょうか。
有馬温泉内の有馬温泉公園では、井戸から湧き水が出ます。蛇口をひねると鉄分の味が濃い天然の炭酸を試せます。あなたは挑戦する勇気がありますか?
●有馬温泉太閤の湯
有馬温泉太閤の湯は、有馬温泉最大の温泉テーマパーク。いくつもの温泉、露天風呂や岩盤浴があります。休憩所や土産物店、レストランもあるため、温泉に浸かった後、美味しい食事を楽しみましょう。友達同士、カップル、家族連れなど、初めてでも安心して温泉を楽しむことができます。
また、往復乗車券と太閤の湯入浴券がセットになった「有馬温泉 太閤の湯セット券」もあります。