関西の商業の中心地、大阪梅田でショッピングを楽しみたい訪日旅行者が必ず行くべき場所、それは阪急うめだ本店です。
今回は、阪急うめだ本店の見どころや訪日旅行者に便利なサービス、免税手続きカウンターの場所などを詳しく解説します。

旅行中の限られた時間の中、阪急うめだ本店でのショッピングを最大限楽しむために、事前にチェックしておきましょう。 

大阪梅田エリアの中心地に堂々たる姿で建っているのが、阪急うめだ本店です。1929年の創業以来、関西において高いブランド力を誇る老舗のデパートです。日本の百貨店業界を牽引する存在で、関西随一のファッション・ビューティーのトレンドの発信地として地位を築いてきました。 

阪急うめだ本店は、地下2階から地上13階までの全15フロアに、ファッション、コスメ、宝飾品、時計、バッグ、生活雑貨、グルメなど様々なジャンルの商品がそろっています。ショーウィンドウの装飾は、季節のテーマにあわせた新鋭アーティストの作品を展示したり、ブランドのトレンドを発信したり、通りゆく人々の感性に刺激を与えています。

阪急うめだ本店がある場所は、阪急電車、阪神電車、JR線、地下鉄の駅や関西国際空港行きの高速バスの停留所から、いずれも徒歩5分以内と好アクセス。梅田には海外の有名ホテルからリーズナブルなビジネスホテルまで宿泊施設も多く、ショッピングに最適です。

災害時や悪天候時の臨時休業を除き、定休日は1月1日のみ。364日ショッピングを楽しむことができます。
オープンは午前10時。限定品の発売日や人気の催事が開催される際には、開店前から多くの人が入口の前に行列を作っています。 
夕方頃から閉店の午後8時前にかけては、平日休日関係なく、地下1階、地下2階のフードフロアが”デパ地下グルメ”を求める人で大賑わいになります。

なお、メンズ向けのファッションや宝飾品などは、主に、阪急うめだ本店から徒歩2分の「阪急メンズ大阪」に集まっているので、メンズ商品を探している方は阪急メンズ大阪に行ってみてください。 

阪急うめだ本店は、日本人だけでなく訪日旅行者にも人気です。 

「ここに行けば新しいものに出会える」。
そんなイメージを阪急うめだ本店に多くの人が持っています。 
ブランドの最新コレクションのポップアップショップ、コスメブランドの阪急うめだ本店先行販売、新鋭のスイーツ店の出店など、どのジャンルからも”最旬”が集まっています。 

海外のハイブランドが多数出店しているほか、阪急うめだ本店にしか出店していないブランドも。公式サイトではブランド検索ができるので、来店前にお目当てのブランドが入っているか確認してみてください。 

2012年、7年にわたる改装工事をすべて完了し全面リニューアル開業した阪急うめだ本店。クラシックで洗練されたデザインで、優雅な気分でショッピングを楽しむことができます。トイレもまるでホテルのように清潔です。 

海外のハイブランドが勢ぞろい。主に服飾雑貨は1階、バッグは1、2階、ファッションはテーマごとにフロアが分かれています。
2023年に8階に誕生した「GREEN AGE」コーナーは、ゴルフやアウトドア、ヘルス＆ビューティーなどジャンルを越え、自然と共生する暮らしをテーマにしたブランドのアイテムを集めています。 

日本国内外のブランドが集結する化粧品やフレグランスのフロア。ブランドの新作アイテムがひと足早く体験できるポップアップイベントや、ビューティーアドバイザーの質の高い接客で、ワクワクするお買い物体験が叶います。 

おみやげ購入に最適なフードエリア。西日本を代表するデパートだけあって、店舗によっては「阪急うめだ本店限定」のアイテムも販売されています。 
地下1階は、洋菓子や和菓子、お総菜のフロア。
約100ｍにも及ぶスイーツストリートには目にも鮮やかな洋菓子や和菓子が並びます。

特に訪日旅行者に大人気のお店が「シュガーバターの木」。
特製のシリアル生地に、ブレンドバターと砂糖を一緒に焼き上げたお菓子を販売していて、開店直後から行列ができています（購入個数制限あり）。 
定番の「シュガーバターサンドの木」のほか、季節限定のフレーバー、阪急うめだ本店限定のフレーバー「たっぷりショコラサンド横綱」も見逃せません！ 

お土産なら、ほかにも、ポテトチップスでおなじみの「カルビー」のプレミアムブランド「グランカルビー」、日本の四季を洋菓子で繊細に表現するブランド「HIBIKA」、大阪土産として日本人にも評判の洋菓子店「五感」などのお菓子もおすすめです。 

特に日本人の間で最近注目を集めているのが「マサヒコ オズミ パリ」。開店前から、商品を購入するための整理券が配布されるほど人気です。 

アルコール類やお茶は地下2階へ。 

日本各地の日本酒・焼酎を取り揃えています。とっておきの1本を見つけてみては。お茶は「一保堂」や「森半」といった京都の老舗が出店しているので、わざわざ京都まで行かなくても大丈夫です。 

ショッピングの後に忘れてならないのが免税の手続き。 
阪急うめだ本店では、地下1階・海外お客様カウンター、1階・免税カウンターの2カ所で免税手続きが行えます。受付はショッピング当日のみ。まとめて手続きをする人が多いため閉店間際はかなり混雑します。早めの時間に利用するのがおすすめです。 

〇対象商品
一般雑貨（衣料品、ファッション小物、時計、アクセサリー、家庭用品）
消耗品（食品、飲料（酒類含む）、化粧品、医薬品）

〇購入金額
一般雑貨のみの場合は、最低購入金額5,000円（税抜）
※消耗品、一般雑貨＋消耗品の場合は、購入金額5,000円～500,000円（税抜）

〇手続きに必要なもの
購入した商品、パスポート、領収書、購入で使用したクレジットカードなど対象のカード 

※サービス料（1.55％）を差し引いた金額で返金 

海外お客様カウンターは、免税のほか、この後に紹介する様々なサービスを受けるために利用する機会が多い場所です。少し見つけにくいところにあるので、事前に地図でチェックしておきましょう。そうすればショッピングの時間を有効に使うことができます。

地図はこちらをご確認ください

目印はこの小さなエスカレーター。 

エスカレーターを上った奥が、海外お客様カウンターです。
頭上に案内版が出ていますのでよく見て行ってください。

1階免税カウンターは、15番出入口の横です。ここには、セルフ免税機が設置されています。 

地図はこちらをご確認ください

阪急うめだ本店では、訪日旅行者にとってお得で便利なサービスが用意されています。 

外国人旅行者のみに発行されるゲストクーポンを利用すると、5％引きで購入することができます（一部除外品あり）。阪急うめだ本店に来たら、まずはじめにクーポンを発行してもらいに行きましょう。 
なお、UnionPay、WeChat Pay、Alipayで支払う場合は、クーポン不要で支払い時に直接割引となります。

ゲストクーポン発行場所：地下1階・海外お客様カウンター、または1階・免税カウンター 

設置場所：地下1階・海外お客様カウンター 

60分間の接続を、1日に最大3回まで利用することができます。

大阪梅田駅周辺の指定ホテルを利用し、阪急うめだ本店で1日10,000円(税抜)以上購入した方は、ホテルフロントまで商品を届けてくれるサービスがあります。たくさん購入しても手ぶらで移動できるので快適。対象のホテルや受付時間はホームページで確認してください。 

受付：地下1階・海外お客様カウンター 

1年間に合計100万円相当（税抜）の免税商品を購入すると「海外顧客VIPクラブ」に入会することができます。会員になると、お買い物の割引率がアップするほか、免税優先処理、お買い物商品のワンストップ受け取りといったサービスが受けられます。

ショッピングを楽しみに、日本を訪れる方も多いことでしょう。
 最新のアイテムが集まる老舗の阪急うめだ本店で、お買い物体験を楽しんでくださいね！