万博記念公園は大阪観光におすすめ!見どころを解説

2023/10/23
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写真提供:大阪府

2025年に大阪で開催される予定の大阪・関西万博。大阪が会場となるのは、実に50数年ぶりです。1970年に開催された大阪万博の会場の跡地は万博記念公園として整備され、子どもから大人まで様々な楽しみ方ができる人気のスポットとして親しまれています。見どころが盛りだくさんなので、押さえておきたいポイントをピックアップしてご紹介。事前にチェックすれば、無駄なくしっかり楽しめること間違いなしです!

 

1.万博記念公園とは?

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写真提供:大阪府

万博記念公園は、大阪府吹田市にある日本万国博覧会記念公園の通称で、1970年に開催された日本万国博覧会(大阪万博)の跡地に整備された公園です。

 

約260ヘクタールという広大な敷地には、「日本庭園」や「自然文化園」などの自然豊かなスポットから、「国立民族学博物館」や「大阪日本民芸館」などの文化施設、世界最大級のアスレチックタワー「万博BEAST」などがあり、多種多様に楽しめます。

 

幹線道路を挟んだ向かいには日本最大級の商業施設「EXPOCITY」があり、ショッピングやグルメなどを楽しむのにぴったり! 日本一の高さを誇る大観覧車や水族館と動物園、美術館を融合した“生きているミュージアム”「NIFREL」などの施設も隣接し、大人も子どもも、大人数でも一人でも、それぞれのニーズに合わせてたっぷり楽しめるエリアとなっています。

2.入園料・休園日をチェック

万博記念公園の基本情報は下記のとおりです(変更される場合があるので、おでかけ前は公式サイトをご確認ください)。
●開園時間/9:30〜17:00(入園時間は閉園の30分前まで)
●休園日/毎週水曜日(水曜が祝日の場合は直後の平日)/年末年始 
※4月1日~5月GWまで・10月・11月は無休
●入園料(自然文化園・日本庭園 共通)/大人:260円、小中学生:80円
●住所/大阪府吹田市千里万博公園
●公式サイト/万博記念公園

3. 写真映え間違いなし! 万博記念公園のシンボル「太陽の塔」

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写真提供:大阪府

万博記念公園のシンボルと言えば、日本を代表する芸術家・岡本 太郎氏がデザインした「太陽の塔」。1970年の日本万国博覧会(大阪万博)に造られた立派な塔の高さは約70メートル! 空に向かってそびえるこの塔の前での記念撮影はマストです。

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写真提供:大阪府

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写真提供:大阪府

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写真提供:大阪府

塔の頂部には未来を象徴する「黄金の顔」、正面は現在を象徴する「太陽の顔」、裏側は過去を象徴する「黒い太陽」が表現されているのだそう。見る角度によって全く違う印象になる、ユニークな塔です。

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写真提供:大阪府

内部に展示されている「生命の樹」は、原生生物から人類に至るまでの生命の進化の過程を表現したもの。原則、非公開となっていましたが、2018年から一般公開されるように。現在は予約優先。当日は空きがあった場合、当日券の販売があります。

 

●料金/大人:930円、小中学生:380円(自然文化園・日本庭園 共通入園セット)
●所要時間/約30分
●「万博記念公園駅」から徒歩約10分
●定休日/万博記念公園に準ずる
※塔の内部見学は予約優先(先着順)。「太陽の塔」オフィシャルサイトを必ずご確認ください。

4.日本の造園技術の粋を集めて造られた「日本庭園」で侘び・寂びを体感

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写真提供:万博記念公園マネジメント・パートナーズ

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写真提供:万博記念公園マネジメント・パートナーズ

園内の北側に位置するのが、日本の造園技術の粋を集めて造られた約26ヘクタールもの広さを誇る「日本庭園」です。東西1,300メートルに対して南北200メートルという細長く広がった地形を横切るようにせせらぎが流れ、それに沿って上代、中世、近世、現代とそれぞれの時代の造園様式を取り入れたエリアが広がっています。

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写真提供:万博記念公園マネジメント・パートナーズ

上代地区にある「木漏れ日の滝」。高さ3.5メートルの滝を中心に複数の滝で構成されています。両岸にはモミジが植えられていて、春は新緑の木漏れ日、秋は真っ赤に染まった紅葉……など、季節ごとに違った美しさを堪能できます。

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写真提供:万博記念公園マネジメント・パートナーズ

中世地区には、静けさを感じる竹林や、水を使わずに石や砂で水を表現した美しい枯山水があり、簡素なものの中に美しさを見出す日本人の“侘び・寂び”を体感できます。

 

日本庭園を1周するには、約1時間30分くらいかかります。もっと時間をかけてゆっくり景色を満喫するのもあり、短時間で鑑賞するなら、中央休憩所から築山の壮大な景観を望み、心字池の周りの移り変わる風景、そして枯山水を楽しむという30分程度のショートコースがおすすめです。

 

●所要時間/約1時間30分
●「公園東口駅」から徒歩約15分(日本庭園正門まで)
●定休日/毎週水曜日(水曜日が国民の祝日の場合は翌日の木曜日)、年末年始 ※ただし、4月1日からゴールデンウィークまで、10月1日から11月30日までの間は無休

5. とにかくフォトジェニック! 「自然文化園」で四季折々の草花を愛でよう!

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写真提供:万博記念公園マネジメント・パートナーズ

「太陽の塔」を含めた園内の西側に広がるエリアは、「自然文化園」と呼ばれています。 

自然の森を再現するということで、大阪万博閉幕後に様々な樹木や草花が植えられて約50数年。今のような緑豊かな姿になりました。 

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写真提供:万博記念公園マネジメント・パートナーズ

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写真提供:万博記念公園マネジメント・パートナーズ

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写真提供:万博記念公園マネジメント・パートナーズ

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写真提供:万博記念公園マネジメント・パートナーズ

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写真提供:万博記念公園マネジメント・パートナーズ

春には桜をはじめ、チューリップやポピー、夏はヒマワリ、秋は紅葉やコスモス、冬は梅や椿……と、四季折々に美しく咲き誇る花々と木々を愛でながら散策することができます。

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写真提供:万博記念公園マネジメント・パートナーズ

西口の近くにある「花の丘」は、春はカモミール、秋はコスモスやコキアの花畑に。物語の世界に入り込んだような景色は圧巻で、訪れる価値ありのエリアです。

 

<花の丘>
●所要時間/約30分
●「万博記念公園駅」から徒歩約25分

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「自然文化園」内の「自然観察学習館 moricara」では、展示や観察・工作などを通して、自然のおもしろさや大切さを学ぶことができます。キッズスペースや授乳室があり、子ども連れのファミリーにもうれしいスポットです。

 

<自然観察学習館 moricara>
●所要時間/約1時間
●「万博記念公園駅」から徒歩約20分
●休館日/万博記念公園に準ずる(他、臨時休園あり)

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「自然観察学習館 moricara」に隣接する「ソラード」は、森の中を進む空中の遊歩道と高さ82メートルの展望タワーから成る施設。園内随一の高さから見下ろす壮大な公園の風景が楽しめます。

 

<ソラード>
●所要時間/約30分
●「万博記念公園駅」から徒歩 約20分

6. スリリングなアクティビティもおまかせ! 「万博BEAST」&「迷宮の砦」
(1) 「万博BEAST」

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2020年オープンの「万博BEAST」は、4階層と屋上、さらに天空回廊が設置された世界最大級のアスレチックタワー。小学生からシニアの方まで、クライミングやスラックライン、空中自転車など約120種類ものアクティビティが楽しめます。

 

●料金/大人:3,000円、中学生:2,200円、小学生:1,500円
●所要時間/約80分(別途、安全器具装着・安全講習を行います)
●「万博記念公園駅」から徒歩約25分
●定休日/万博記念公園休園日に準ずる ※雨天・荒天時は休業や営業中断の場合があります。最新運営状況は公式サイトでご確認下さい。
※「万博BEAST」には利用条件があります。詳しくは公式サイト をご確認ください。

(2) 巨大立体アスレチック迷路「迷宮の砦」

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西日本初登場! “迷宮に迷い込んだ冒険家”になって最上階のゴールを目指す、5階層・高さ13メートルの巨大アスレチック迷路です。難易度が異なる「体力コース」と「知力コース」の2コースが用意されています。

 

●料金/各コース1名:500円(3歳以上有料)
●所要時間/約20分
●「万博記念公園駅」から徒歩約10分
※「迷宮の砦」には利用条件があります。詳しくは公式サイト をご確認ください。
●定休日/万博記念公園に準ずる

7. 自然やアスレチック以外にも盛りだくさん! 万博記念公園内の施設
(1) 「国立民族学博物館」

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写真提供:国立民族学博物館

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写真提供:国立民族学博物館

「国立民族学博物館」は、民族学・文化人類学に関する調査・研究に基づき、世界各地から集めた生活道具や民族衣装、祭礼道具などが展示された、通称「みんぱく」と呼ばれる施設です。オセアニア、アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、アジアの地域別の展示になっているので、世界を巡っているような気分になれます。日本文化を特集したコーナーも必見です。

 

「国立民族学博物館」の隣にある「大阪日本民芸館」では、日本各地の陶磁器や染織品、木工工芸などの民芸品を鑑賞することができます。併設のショップでおみやげをチェックするのもおすすめです。

 

●料金/一般:580円、大学生:250円
●所要時間/約1時間30分
●「公園東口駅」から徒歩約15分
●定休日/毎週水曜日(水曜日が祝日の場合は直後の平日)、年末年始

(2) 「EXPO’70 パビリオン」

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写真提供:大阪府

1970年の日本万国博覧会(大阪万博)の記念館として2010年にオープン。当時を知ることができる写真などがずらりと並びます。

 

●料金/高校生以上:500円
●所要時間/約60分
●「公園東口駅」から徒歩約10分
●定休日/万博記念公園に準ずる

(3) 「LIVING PARK」& カフェ「WEST」

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写真提供:万博記念公園マネジメント・パートナーズ

 “公園にいながら、まるで家のリビングにいるかのような居心地の良い空間”というコンセプトのグランピング施設「LIVING PARK」。併設のカフェ「WEST」では、BBQを楽しむこともできます。

 

●料金/プランによって異なる
●「万博記念公園駅」から徒歩 約20分
●定休日/万博記念公園に準ずる

8.万博記念公園では、年間を通してイベントが目白押し!

万博記念公園では、音楽イベントやプロジェクションマッピングを使ったライトアップ、花火大会にグルメフェスティバルなどなど、様々なイベントが開催されています。
訪れる際は、イベント情報のチェックもお忘れなく。

9.万博記念公園へのアクセス方法

万博記念公園の最寄り駅には、大阪モノレール「万博記念公園駅」と「公園東口駅」の2つがあります。

公園の中央部に位置する「万博記念公園駅」は、「太陽の塔」や「自然文化園」、「中央ゲート」、「EXPOCITY」の最寄り駅です。

より東に位置する「公園東口駅」は、「国立民族学博物館」や「日本庭園」の最寄り駅となっています。

駅間の距離は1キロ強ほどなので、どちらを利用しても園内を歩いて移動することが可能です。

 

大阪のターミナル駅・阪急「大阪梅田駅」から万博記念公園へ行くには、複数のルートがあります。

 

(1) 阪急「大阪梅田駅」から京都線を利用する場合(所要時間約35分)
阪急「大阪梅田駅」から阪急京都線(京都河原町行き)に乗車。「南茨木駅」で降りて、隣接する大阪モノレール「南茨木駅」から、モノレール(大阪空港行き)に乗車。2駅先が「万博記念公園駅」です。

(2) 阪急「大阪梅田駅」から千里線を利用する場合(所要時間約40分)
阪急「大阪梅田駅」から阪急千里線(北千里行き)に乗車。「山田駅」で降りて、隣接する大阪モノレールの「山田駅」から、モノレール(門真市行き)に乗車。次の駅が「万博記念公園駅」です。

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写真提供:万博記念公園マネジメント・パートナーズ

広大な敷地に様々な施設を有する万博記念公園を訪れるなら、楽しみ方を決めて事前にしっかりチェックしておくことをおすすめします。ここで紹介したのは、数ある中でも絶対にはずせない注目のスポットばかりなので、ぜひ足を運ぶ前の参考にしてみてください!

LOCATION INFORMATION

住所

大阪府吹田市千里万博公園1-1[MAP]

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