環太平洋火山帯を展示テーマに、太平洋と周辺海域を再現した世界最大級の水族館が海遊館です。世界最大の魚類・ジンベイザメやイルカ、ペンギン、カワウソなど約620種30,000点の生きものを見ることができます。
今回は、2025年に35周年を迎えた関西を代表する水族館を詳しくレポートします!
※2025年7月時点の情報です。最新情報は公式サイトをご確認ください。
1. 海遊館とは?
アクリルガラスを使い実現させた巨大水槽が特徴の海遊館。入館するとはじめに8階まで上がり、通路を下りながら様々な地域の生きものを見るという、海中散歩を楽しむような展示方法もポイントです。
天保山ハーバービレッジの中にあり、周辺施設と合わせて1日中、楽しむこともできます。
○営業時間:10:00~20:00(変動あり、入館は閉館時間の1時間前まで)
○休館日: 不定休
2. 海遊館のアクセス
最寄駅のOsaka Metro中央線「大阪港駅(海遊館前)」から徒歩約5分。周辺道路は道幅もあり、ホテルなど施設も点在していて、アクセスしやすい好立地です。ここでは主なアクセス方法をご紹介します。
a.大阪駅から海遊館へのアクセス
大阪環状線「大阪駅」から乗車し、「弁天町駅」下車。Osaka Metro中央線に乗り換え、「大阪港駅(海遊館前)」下車、徒歩約5分。所要時間約35分。
b.なんば駅から海遊館へのアクセス
Osaka Metro御堂筋線「なんば駅」から乗車し、「本町駅」下車。Osaka Metro中央線に乗り換え、「大阪港駅(海遊館前)」下車、徒歩約5分。所要時間約30分。
c.関西国際空港から海遊館へのアクセス
リムジンバス関西空港線「関西空港第1ターミナル駅」から乗車し、「天保山海遊館駅」下車、徒歩約2分。所要時間約1時間。
南海電鉄南海空港線「関西空港駅」から乗車し、「難波駅」下車。南海電鉄南海本線に乗り換え、「新今宮駅」下車。大阪環状線に乗り換え「弁天町駅」下車。Osaka Metro中央線に乗り換え、「大阪港駅(海遊館前)」下車、徒歩約5分。所要時間約1時間20分。
d.大阪・関西万博から海遊館へのアクセス
Osaka Metro中央線「夢洲駅」から乗車し、「大阪港駅(海遊館前)」下車、徒歩約5分。所要時間約15分。
3. 海遊館のチケットの購入方法
海遊館では、より多くの方に来場してもらうため、チケットは価格変動制になっています。
a.チケット料金
大人(高校生・16歳以上)2,700円から
こども(小・中学生)1,400円から
幼児(3歳以上)700円から
2歳以下のお子様は無料。
お支払いは各種クレジットカード(窓口・WEB)、電子マネー:iD・PiTaPa(窓口のみ)に対応しています。
▶料金カレンダーはこちら
b.チケットは事前予約も可能
チケットは、前売りeチケットと当日券があります。
前売りeチケットは、来館予定日の30日前から当日の開館時刻前まで購入可能です。
当日券は海遊館の開館時刻から最終入館時刻まで、WEBとチケット窓口で販売しています。
当日券の購入は窓口で時間がかかる場合があるので、事前購入がおすすめです!
▶海遊館eチケットの購入はこちら
※海遊館eチケットの購入は会員登録が必要です。
c.もちろん再入館OK!
海遊館は当日に限り、再入館ができます。(閉館時間の1時間前まで)
午前中は館内を巡って、天保山マーケットプレースでゆっくりランチ&散策。夕方からもう一度海遊館へ、といった楽しみ方も。
4. 海遊館の所要時間
a.館内を1周すると何時間かかる?
館内はすべて一方通行だから、迷子になる心配はありません。8階から順に巡ると全体を1周するのに90~120分程度かかります。
海遊館のメイン展示を中心にサクッと楽しむ場合の所要時間:約1時間30分
海遊館で展示をゆっくりとみて、買い物や食事も楽しむ場合の所要時間:約2時間30分~3時間
大人がゆっくり歩いてみた場合の所要時間ですので、小さなお子様連れの場合はもう少し時間がかかるかもしれません。各所にベンチがありますが混雑している可能性や、8階から歩いて巡ることを考えると、小さなお子様連れの場合はベビーカーで行くのがおすすめです。
b.夜の海遊館もおすすめ!
夕方午後5時からはじまる“夜の海遊館”。照明や音楽がかわり、美しく幻想的な世界が楽しめます。昼間とは違った表情を見せる生きものの姿は必見です!
館内にいる方の入れ替えは行われませんので、夕方16時ごろに入館して、昼と夜、両方の水族館を楽しむのもおすすめです。
5. 海遊館の便利なサービス
館内をスムーズに巡って楽しめるように、海遊館では様々なサービスが用意されています。
a.荷物預かり、コインロッカー情報
手荷物が預けられるコインロッカーは、海遊館内(有料ゾーン)、海遊館エントランスビル、天保山マーケットプレースにございます。
▶サイズと料金について
b.ベビーケアルーム
キッズトイレや授乳ブース、おむつ替えシートなどを備えた便利なケアルーム。乳幼児のお子様連れの方も、これで安心です!
c.車いすの貸し出し
車いすはチケット窓口横の「案内所」でレンタルできます(無料)。
利用する場合は、事前に海遊館インフォメーション(電話:06-6576-5501)への連絡が必要です。
6. 海遊館で会えるおすすめの生きもの
約620種30,000点の生きものが暮らしている海遊館。ここでは見逃せない人気の生きものをピックアップしてご紹介します。
a.ジンベエザメ
世界中の暖かい海域に生息するジンベエザメは、成長すると12m以上になる世界最大の魚類(サメの仲間)です。巨大水槽で、悠々と泳ぐ姿は必見です。2025年7月現在、2頭のジンベエザメが展示されています。
b.ワモンアザラシ
体に輪のような斑点模様があることから名付けられたワモンアザラシは、愛らしい姿で海遊館で大人気。海遊館では、上下のフロアで北極圏の氷上と海中を再現しており、いろいろな動きや表情のワモンアザラシに出会うことができます。
お食事タイム:10:20~、15:05~ ※最新のはHPお食事タイムでご確認ください。
c.コツメカワウソ
カワウソの仲間では最も小型の種類、コツメカワウソ。「日本の森」水槽で会うことができ、陸上でも、水中でも素早く動き回る様子を観察できます。
お食事タイム:11:30~、13:30~、15:30~ ※最新のお食事タイムはHPでご確認ください。
d.クラゲ
日本沿岸でよく見かける種類、ミズクラゲ。他にアカクラゲやハナガサクラゲなどが暮らしています。まるで宇宙の銀河のような空間に、クラゲたちが浮遊しているかのような「海月銀河」エリアで見ることができます。
※展示種は入れ替わります。
e.ペンギン
ペンギンの中で2番目に大きい種類のオウサマペンギン。巣は作らず、足の上に卵を置いて、お腹の皮膚をすっぽりと被せて卵を温めます。海遊館ではアデリーペンギン、ジェンツーペンギンと一緒の水槽にいます。
お食事タイム:10:20~、14:30~ ※最新のお食事タイムはHPでご確認ください。
7. 海遊館で生きものと触れ合おう
生きものたちの暮らしを間近で感じられるのは、世界最大級の水族館ならでは!
「生きものたちのお食事タイム」では、生きものたちの健康管理に必要なトレーニングの様子や、餌を食べる姿が見られます。アクリルパネルの間際までやってくる迫力いっぱいのシーンをぜひ!
▶生きものたちのお食事タイムについてはこちら
8. 海遊館で食べたいおすすめフード
海中散歩の途中でひと休みしたい、そんな時には館内にあるカフェがおすすめ。ソフトクリームやドリンク、軽食が楽しめます。
「cafe R.O.F」
「日本海溝」水槽の奥にあるカフェです。窓の外には大阪港の美しい風景が広がり、一部の客席では、水槽を眺めながら過ごすことができます。
a.ジンベエソフト 440円
海遊館で大人気のジンベエザメの体色と模様をイメージした、ラムネ味とバニラ味のミックスソフトクリームです。
b.チンアナゴドッグ 800円
約 40cm もあるボリューム満点のチンアナゴドック!
c.ジンベエラテ 530円
カフェラテの表面にココアパウダーでジンベエザメが描かれています。
9. 海遊館で買いたいおすすめのお土産
海遊館に入館すると入ることができるオフィシャルショップ。ステーショナリーブランドや手ぬぐいブランドとコラボしたこだわり限定商品は要チェック!
a. ぬいぐるみエラ付きジンベエザメ(販売商品は入れ替わる場合があります)
b. 35周年記念オリジナルグッズ(販売商品は入れ替わる場合があります)
10. 海遊館のある大阪でおすすめの体験
他にも大阪には注目のスポットがいっぱい!海遊館のある天保山ハーバービレッジの施設や、大相撲がモチーフのイベントスポット、多くの人が訪れて盛り上がる大阪・関西万博についてご紹介します。
a.天保山エリア
海遊館のある天保山ハーバービレッジは、ショッピングやグルメが楽しめる場所や、観覧車・遊覧船もある複合型のアミューズメントパークです。海遊館が当日再入場ができるので、いろんな施設を一緒に楽しみましょう!
天保山マーケットプレース
「天保山マーケットプレース」は、グルメやショッピングが楽しめる大型商業施設です。 イカ焼きやお好み焼きなどの大阪名物が味わえる「なにわ食いしんぼ横丁」や、お土産探しにぴったりなショップ、子どもも楽しめるアミューズメント施設も充実!
帆船型遊覧船サンタマリア
コロンブスがアメリカ大陸を横断したサンタマリア号がモチーフ。大阪港を周遊する観光クルーズ船です。
天保山大観覧車
地上高112.5mからの眺望がポイントの、世界最大級の観覧車。夜はイルミネーションもキレイ!
天保山アニパ
天保山マーケットプレース内にある、様々な動物たちにふれたり、エサをあげて楽しんだりすることができる全天候型の動物施設です。
なにわくいしんぼ横丁
天保山マーケットプレースの一角に、定番の大阪グルメが大集合!なにわの街並みを再現し、関西名物のおいしさを揃えました。
b.THE SUMO HALL 日楽座 OSAKA
相撲とエンタテインメント、日本の食文化が一体となった新しい体験型ショーホール「THE SUMO HALL 日楽座 OSAKA」。1500年以上の歴史を持つ相撲。培われてきた文化と、迫力ある取り組みが楽しめます。
▼詳しくはこちら▼
THE SUMO HALL 日楽座 OSAKA| 大阪・なんばで楽しめる相撲エンタテインメントショー
c.大阪・関西万博
「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、10月13日(月)まで大阪・夢洲で開催されている「大阪・関西万博」。世界159カ国・地域が参加し、アイデアいっぱいのパビリオンには連日多くの観光客が訪れています。
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大阪・関西万博のレポート|おすすめパビリオンから持ち物、アクセスまで